プロレス
スカパーで番組のキーワード検索に「女子プロレス」と入れて検索してみたら、こんな番組がひっかかった。キッズステーションで放送するアニメだ。ちょっと興味を惹かれたので録画して観てみた。 女子プロレスラーに憧れる小学生女子が、レスラーから勇気を鼓…
1年ぶりにプロレス生観戦してきました。 観戦した団体はWAVE。男子レスラーの参戦はない、純女子プロレス団体です。春先からやってきた14人参加のシングル総当たりトーナメントの決勝戦。 自分がもっとも強く惹かれたカードは中島安里紗vs朱里の一戦(添付…
先日、無料開放デイに録画したサムライTVの番組を観ていたら、ひさびさに来日したメキシコのベテランレスラー、太陽仮面エル・ソラールが「尊敬するレスラーは?」との問いに「エル・ソリタリオ」と答えていた。 何も不思議なことではない。日本での評価は低…
小野武志も初期バトラーツのメンバーだった。 若いけれど無骨で泥くさいレスラーの集団だったバトラーツのなかで、小野だけは細身のイケメンにいちゃんだった。 細身ということは、こと格闘技においては「体格的に劣る」ということでもある。基本はスピード…
自分の心は50歳すぎた中年男っぽくパサパサと乾いている。 乾いていることに気づいたのは、心が濡れたからだ。濡れてはじめてパサパサに乾いていたことを自覚した。 ことの発端は5月に群馬県伊勢崎市にWWSのプロレス興行を観に行ったからだった。北関東のや…
3試合しか組まれてなくて入場料2000円。観客は30人弱。 3試合だけれど、シングル1つとタッグ2つだから、添付画像の入場式のように出場レスラーは10人いるわけで、これ、完全に赤字興行でしょう。 画像ではそこそこきれいに撮れているけれど、ここ、すごく…
群馬県まで足を運んで観戦したWWSには、とくに「うさんくさい」ものは見当たらなかった。田舎と言ってもいい郊外の、うっとりとするような、悲しくなるような、のどかで善良な空気に満ちていた。 まー、それはそれで楽しんだわけですが、それでは「うさんく…
思ったことをずらずら書いていきましょう。 ●初めてのこの会場、キャパは400ほど。でもこのぐらいの大きさが見やすくていいですね。超満員だったけど、予想したほど牛詰めではなかった。男性率は95%以上。 ●驚いたことにぴったり12時にスタートした。素晴ら…
先月、ミスターポーゴが主宰するWWSという団体のプロレス興行を観戦に行ってきました。 理由は「うさんくさいものが見たい気持ちを満たす」ため。 出場しているレスラーの大半が、これまで名前を聞いたことない人たち。そこにポーゴ、藤原喜明、ダンプ松本、…
ビデオ撮影の仕事を受けて徳島に行ってきました。 さくさくと仕事は済んで、帰りがけ、時間があったので路地探索もしてきたのですが、その前にひとつ行きたいところがあった。それが眉山という山です。ロープウェイもあるのですが、車でもすぐ山頂まで行けま…
ひとつ前の記事のneoneo坐イベントのあと「そうだ、スターダムを観戦したい」と思ったのだった(イベント参加いただいた知り合いの「星輝ありさはイイ」との言葉が気になったので)。 そこでプレイガイドにチケットを買いにいったら、2日前ということもあり…
日本のプロレス団体は各地の体育館で興行を打ち、バスで選手全員を乗せて移動するというスタイルが主流だった。 ところが今回観戦したアイスリボンは、週に2回の道場マッチを主軸にして、年に数回の後楽園ホール、月一度ていどの地方興行をおこなっている。…
プロレスの試合のなかには、ある程度の「ストーリー進行」がある場合もある。けれども、たいていの試合はとくにストーリー的な方向付けがされているわけではない。 では、リングの上で何をしているのか? 存在感を競い合っているのだ。 そのいい例が、仙女フ…
仙台ガールズプロレスリングの東京初興行を生観戦に行ってまいりました。 このカテゴリの前の記事で現在の女子プロレス団体8つにざっとコメントしたのですが、そのうちOZアカデミーを除いた7団体が参戦してトーナメント戦をしたのでした。 ほんとうに久しぶ…
このところ急に女子プロレスが気になり出した。 理由ははっきりしている。 来年初頭に予定されているブル中野の引退興行だ。 ブル中野はプロゴルファーを目指して渡米したりして、そのままプロレスからはフェードアウトしてたのだった。それが、来年、引退興…
さくらえみ率いるアイスリボンの、2010年5月の後楽園大会。 そう、後楽園ホールですよ。道場マッチでも新木場ファーストリングでもない。 そのメイン。 シングルマッチ。で、チャンピオンであるのは、対戦相手のさくらえみではなく、りほなのだ。 極上のシチ…
10月1日から再契約したサムライTVだけれど、11月30日でまた契約を切ります。 連日ニュースなど見ていて、葛西純のはなつオーラが凄いことに気づいた。 いいですねぇ、いいですよぉ、葛西純。 長州力の魅力は、ラリアットを放つ寸前に、ふと視線を下にしてち…
三田英津子、引退。 はっきり言ってキャリアは長かったが、名勝負はなかったかな。 捨てがたい点も多数あった(とくに身長)けれど、押し出しが弱かった。表現力も劣っていた。 けれども女子レスラーの引退って、いつもぐっとくるものがあります。紙テープの…
プロレスのおもしろさのなかには「ファンタジーをみんなで共有して楽しむ」という要素があるけれど、これなんかはその現時点での究極を見せている。というか、娯楽と実験を両立させる、かなりアヴァンギャルドな試合。 いうまでもなくヨシヒコは人形(ダッチ…
じつはこの10月、ひさしぶりにサムライTVを再契約した。気になるプロレス試合が3つあったからだ。 そのひとつが、ハッスルへのマッスル坂井の参戦。 そもそもマッスル坂井が主宰する「マッスル」なる興行は、ハッスルへのパロディーとして始まった。それが融…
「LLPW名物、新宿2丁目系プロレス」というのはやめた方がいいと思う。 事態は異なる方向に流れていくはずだし、そうでなくてはならない。 LLPWの8月の後楽園ホール大会で「男がする女子プロレス」の新しいレスラーがデビューした。名前は「ミラ」。男性の女…
週プロ(週刊プロレス)も買わなくなってしまいました。だってコンビニに置いてないんだもん。郊外居住で電車通勤とかしない人にとっては、これは致命的な事態だと思う。まー、売れなくなったから置かなくなったわけですが。 かつては週プロにファイト(これ…
昨日に記事にした『げんしけん』を読んでいて「そう言えばオレ、プロレス観戦サークルを立ち上げたこともあったけな」と思い出した。 その頃(1983年)、プロレス団体は全日本、新日本、全日本女子しかなかった。じつにシンプルな時代だった。 全日本と新日…
神取も吉田もデビューから20年以上のキャリアをもつベテランだけれど、「お手合わせ」はこれが初めてだという。 この日はタッグマッチ、神取忍・植松寿絵vs吉田万里子・エスイ。だから神取と吉田のからみはごくわずかな時間しかなかった。しかし、 「!」 驚…
一日のうちでどのくらいの時間、プロレスのことを考えているのでしょう。 車を運転していたりする時間とか、ふと考えをランダムに巡らせたりしています。 そんなふうにして、ふと思ったのが「第一次UWFによってプロレスはイデオロギー的な変革を遂げた。それ…
女子プロレスの楽しみかたのひとつには、セコンドの若手あるいは練習生ウォッチというのがある。ヲタク的な楽しみかただけれど、隠しようもなく、歴然とあるものだから、昨年のneoneo坐での女子プロレス講座でも2試合費やして解説したものだ。 で、1980年代…
ハードヒットとは、かつて大いに盛り上がったことがあるUWFスタイルのプロレスを、いままたやってみようというコンセプトの興行。 UWFスタイルとは、プロレスと格闘技の中間を狙ったプロレスの新しいスタイルとおおざっぱに定義することができるだろう。 UWF…
DEEPは格闘技イベントの主宰団体だ。そこが「体重100kg以上限定の総合格闘技トーナメント」を開催している。 その第一回が本日のスカパー無料開放デイにサムライTVで放送されたので観たのだった。 格闘技にはあまり関心を持てない私のアンテナにひっかかった…
スカパー301ch「サムライTV」の無料デイに録画して観た、マッスルハウス5@後楽園ホール2008/1/3のことを、観た翌日になっても自分のなかで持て余していた。 心が動いた。すなおに「感動した」と書いてもいい。しかし、それを自分のなかにあるファイルのど…
日本のプロレスの歴史なかで、最大のヒール(悪者)はアントニオ猪木だ。猪木はダークだ。猪木は無法だ。猪木は俺様イチバン、トチ狂っている、そしてとびきり魅力的だ。 女子プロレスでそんなふうな存在は、と考えたときに、思い当たるのは神取しのぶと尾崎…