山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

バチバチ2012.7.8@ラゾーナ川崎(その2)


小野武志も初期バトラーツのメンバーだった。
若いけれど無骨で泥くさいレスラーの集団だったバトラーツのなかで、小野だけは細身のイケメンにいちゃんだった。
細身ということは、こと格闘技においては「体格的に劣る」ということでもある。基本はスピードを活かした「殴る蹴る」で活路を見出すしかない。
久しぶりに見た小野武志は、もう30歳代も後半。添付画像の右が小野だけれど、ひきしまっていた腹に、ちょっと贅肉の層ができているのがわかるだろう。
対照的に42歳なのに腹筋が割れているのが、真ん中にいるサスケだ。小野とサスケはどちらもトンパチ(破天荒、ハチャメチャ)なレスラーなのだけれど、その方向性がまったく逆でおもしろい。その2人が組まされているところが今回のカードで……ま、サスケのことはどうでもいいか。
左の背を見せているレスラーがノアの青木篤志。青木は今回バチバチに初参戦で、すなわち小野とリングで初の手合わせだった。
今回、カード的に一番興味を惹かれたのが、この小野と青木のからみだった。じっさい、リングからは波動のような緊張感が伝わってきて、小野も青木もこの遭遇にプロレスラーとしてのエクスタシーを感じていることが伝わってきたのだった。
いいね。
こういうことに関しては、男のプロレスの方にブがある。

さて、次はなにを観に行こうか。昨年「これからは月イチでプロレス観戦しよう」と決意しつつ、このところ連続して観戦しているけれど、まだ月イチには届かないなぁ。