40秒ほど余っていたR25Nのテスト撮影フィルムが現像を上がってきた。 う～ん、ちょっとあわただしすぎかなぁ。ここまでスピードアップしてしまうと、雲の動きなどよくわからない。パラパラっという感じで１日が過ぎてしまう。 しかし考えてみれば『風の積分…

まいまいず井戸からの展開のひとつが猪苗代湖なのだ。 どう表現するか。もちろん行って撮るのは簡単なこと。しかしそうでなく表現してみたい。湖の映像なんてものはウェブカメラをモニター再撮すればそれでいいだろう。逆に直接行ってしまうと、その部分だけ…

先日ちょっと練習にお邪魔した「ほらふき川」のライブ。 ビデオ記録とともに、映像も流すことになった。映像は無難なところで『こぼれる黄金の月』にする。これをエルモSPでスロー映写した。エルモSPは150Wのランプを使うのでちょっと明るめ。関根博之さんも…

まずは羽村のまいまいず井戸に行く。すり鉢型の井戸なので底の部分を感度25で撮れるか計測。大丈夫だった。 それからそのあたりをひとまわりしてみる。どこかに掘り出した土が持ってあるような場所、その痕跡はないかと探してみた。あればそのあとの展開にひ…

山田さんからフィルムが届く。山田さんからのフィルムレターが届いたのは、このブログを始めてから初めてのことだと思う。ま、そんなペースなのです。 見てびっくり！ いきなり山田さんが転落するじゃないですか。しかも直前にあわただしく手を振るというし…

すでに「22日には大手量販店で入手可能になる」との複数の情報が寄せられていたのだが、じっさいは昨日には並んでいたようだ。 ともあれ入手できた。品質保証期限は2007年７月。 プチ買い占めしたい衝動に駆られるが、当座に必要だと思われる６ロール購入。…

AC電源直結したさいにちょっと画角を変更した。 最初は空が画面の2/3を占めるようにしていたのだが、ふと気づくと、手前は畑ではないか。そこで５対５ぐらいの比率に修正した。 『風の積分』ではとなりの家が建ってしまうと画面下半分はほとんど変化がない。…

なぜラーメン屋なのかは作品ができてからのお楽しみ。 ここはフィルムでなくビデオで撮った。あとでテレビ画面を8mmで撮ることにする。 羽村でもっともラーメンマニア的に有名なラーメンはここ「南北ラーメンおざく」だろう。「南北」は「なんぺい」と読む。…

昼頃にカメラのバッテリーチェックをするとかなり消耗している。入れた電池はアルカリなのに、これでは先が思いやられる。なのでさっそく直結工作してみることにした。 べつにハンダ付けするわけでなく、ZX550の電池ボックス内に添付画像のようにリード線を…

北海道での冬の撮影では苦労したっけ。寒さで電池の電圧が下がるそうで、カメラの回転数が落ちてしまうのだ。 しかし我々が使用していたのはフジカZC1000。これは電池収納部が簡単に取り外せるようになっている。そこでスペアを用意して、常にスペアはカメラ…

いつも「『風の積分』の真似」ではカッコ悪いので仮題をつけることにしよう。『銀河のどんぶり直し』Galactic Bowl Healerでどうだっ。これはもろにP.K.ディック『銀河の壺直し』Galactic Pot Healerを真似したタイトルですな。SF小説で言えば、ウイリアム・…

ありがたいことにある映像作家から「R25Nが余っているのでお分けしまようか？」とのメールをいただく。しかし天の邪鬼なワタシ。このR25N払底の状態を作品に刻み込んでおいた方がいいかと思い始めたのだ。そこでRT200Nにて『風の積分』の真似をスタート。 い…

山形ドキュメンタリー映画祭事務局が発行している雑誌『DOCUMENTARY BOX』の最新号(#26)で、那田尚史さんが「セルフ・ドキュメンタリーの起源と現在」という論文を載せている。その論考の最後の方で、大川戸洋介という作家の『夢主人』が取り上げられていて…

ラ・カメラのオーナーである島本慶さんがだいぶ以前に「東京ドームを借りて、フィールド内にテントをたくさん張り、その中で映画を上映したらいい」と言っていた。それを聞いたときはイメージするのが難しかったのだが、横浜トリエンナーレの展示のしかたを…

今日の夕焼けは美しかった。 いったいいつになったらR25Nが入手できるのだろう。 自分でも荒れ気味なのを自覚している。 これはもう禁断症状と言ってもいいだろう。 メールマガジンneoneoの原稿を送る。今回(15日発行）はシネヴィスシネマを紹介することにし…

『虚港』を見ていただいた人には記憶にあるでしょう「ちょっと待ってくだサーイ」と登場して「ロシア人の血が3/8とはどういうことなのか」「映画上の真実とは何なのか」を語ってくれた人です。 この人は横井さんと言って、私の地元の東村山で児童館や学童ク…

何かの周りをぐるぐる回るという運動にこだわっている。今回ふと思ったのは「谷原のガスタンクはどうか」ということ。光が丘団地の南、目白通り沿いに複数のガスタンクがある。ここは土地がやや傾斜しているので、その高低差が出せるかと思ったのだ。 ふと思…

たとえば家から駅までのいつも通る道の途中で、建物を取り壊してぽっかりと更地になっていたりする。そこには何か店があったはずだが、何の店だったか思い出せない。そういう経験ってあるでしょう。いかに私たちは日頃、ばくぜんと世界の中を漂っているのだ…

今日は雨だったが、作品が濡れることも考えながら路上展示をしないといけない。雨にもタフな作品か、雨にやられてしまうことも見せる作品か。 前回もおもしろいと思ったことは「借景」だ。いい例が添付写真の作品。これは「ここらへんにアゴをつけて見て」と…

スクラップまつりとは辻直之、寺上匠、ペペ馬場キネマ劇場のメンバーによる、路上展示だ。今回は浜トリに合わせて（ぶつけて）開催された。私は前回の黄金町スタートの回があまりにすばらしかったので、今回はしっぽを振って初日に参加。 ほとんどの展示物は…

残り40秒のR25Nで『風の積分』の真似をしてみることにした。 １日を８秒に圧縮して、５日間まわしてみよう。 さっそくZC1000を北側の窓に設置し、10分に１コマ進むようにインターバルタイマ（キヤノンEOS用をコネクタ改造したもの）を設定して、スタートさせ…

『風の積分』の余韻が心地よく続いている。例によってgoogleイメージ検索してみるとたくさん出て来たぞ。そのうちのひとつを貼らせてもらおう。これは最初の方、となりの家が建つ前の空き地。向こうに家並みが見えるが、ごうごうと走り行く雲の下にあると、…

neoneo坐(spaceNEO)で『日没の印象』のみ16mmフィルムでの上映だったので映写に行く。なかなか盛況。 そのあと森崎偏陸さんのお宅に向かう。誕生会。これまた写真のように大盛況（これで半分）。『プ』や『蒸発旅日記』の関係者やら何やらごちゃごちゃと。こ…

なんてったって7時間30分の８ミリ映画だ。そのうちの7時間20分ぐらいはまったく同じアングルで撮られている。ほぼずっとインターバル撮影で、雲が激しく流れる空が画面上半分。下半分は最初のうちは空き地で、やがて家が建つ。始まってから３時間ぐらいで家…

添付写真は東大和の多摩湖近くにある階段。測ってみると階段部分だけで16mの高低差がある。上下運動するには絶好の場所だ。かなたに西武園遊園地の大観覧車の上部も見える。これも何か、展開として使えるかもしれない。 さて、まいまいず井戸について検索し…

R25Nが40秒ぶんしかないので、何も撮れないに等しいが、ふてくされていないで前向きな気持ちでロケハンすることにした。いつも埼玉ばかりうろついているのだが、思うところあって本日は福生、羽村、武蔵村山をうろつく。しかし今さっきデジカメ内のデータを…

消費生活相談係の人から電話があった。弁護士に法的にシングル８の製造中止を差し止めることが可能かどうか、聞いてみたところ「現在の日本の法律では難しいでしょう」と回答されたとのこと。 がっかりだ。せめて「可能性は少ないが、やりかたによっては可能…

一昨日「嘘くさい」と書いたが、さっそく情報が寄せられ、ホントに買い占めた人（会社？）がいたとのこと。これもソースは明らかにできないので真実とは断言できない。とにかく、遅くても12月の末にはR25Nが入手できるということは確実なので、あわてふため…

シングル８の低感度カラーフィルムR25Nが手に入らない状態になってます。 私もちょっと調べたし、他の何人かの情報を総合すると、現在、店にもないし、フジフィルムにも在庫がない状態になっています。私にとっても初めて遭遇する事態です。さっそくフジフィ…

若尾さんは私たち実験映画系の人たちにとっては「万城目純の映画のなかでよく踊っている人」だ。その若尾さんが、何年か前から「音楽をつけず、即興で踊る」という試みをおこなっている。つい最近、そのことが話題になり、この催しを教えてくれた人がいた。…