山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

アパッチプロレス軍2012.6.25@新木場


群馬県まで足を運んで観戦したWWSには、とくに「うさんくさい」ものは見当たらなかった。田舎と言ってもいい郊外の、うっとりとするような、悲しくなるような、のどかで善良な空気に満ちていた。
まー、それはそれで楽しんだわけですが、それでは「うさんくさい」プロレスはどこにあるのか? ないのか?
というわけで思い浮かんだのが、このアパッチプロレス軍
犯罪者が何人もいます。

金村キンタロー=他団体の女性職員にセクハラで一時謹慎
一宮章一=運転免許証の偽造で逮捕歴あり
橋本友彦=飲食店への恐喝で逮捕
嵐=大麻で逮捕

もちろん全員がそうではないけれど、こういうセコい犯罪で「プロレス界ではみだし者になった」レスラーが参戦しています。なんか、吹き溜まり感がある団体なんですよね。いいかもしれない。
というわけで行ってきました。
先日の超満員だったスターダムの400人の観客の体験からすると、じつに閑散としてます。数えると100人に届かないぐらい。
でも、先日のWWSの1000人集めた興行に比べて、試合内容は折目正しくきっちりとしたプロレスしてました。つまり、激しさもあり(きっちり受け身を取れることを見せた)、駆け引きあり、それらのことを観客に伝える技術(あまり使いたくないが表現力)もあった、ということ。
ん? では肝心の目的の「うさんくささ」は?
んー、それは、やっぱりここにもなかったですなぁ。

んで、考えてみると、自分が言っている「うさんくささ」ってのは「カリスマ性」と言い換えることができるようにも思う。
うさんくささに裏打ちされたカリスマ性ってことで。
あわててクギを刺すと、大仁田厚はまったくNG。あれはあざとさがあふれ過ぎている。