山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

セイクリッド2(PS3)

このゲームは「ま、レビューしなくていっか」と思ったので画像を撮らずにすでに売り払ってしまいました。けど、思い直して書きます。 プレイ時間は80時間超。 剣と魔法世界のアクションRPGです。アクションとしてはヌルめ。難易度設定にもよるけれど、イージ…

映像のエロ表現その5/自主製作映画

自主製作映画はエロい。いやちがう。自主製作映画だからってエロいシーンがあるのはほんのわずかしかない。けれども、たとえちょろっとおっぱいが見えているだけのようなシーンでも、それは商業映画の何倍もエロい。 だから自主製作映画の作者はそのことに自…

映像のエロ表現その4/女子プロレス

女子プロレスはじつはさほどエロくはないけれど、女子プロレスのおもしろさを構成している要素のひとつにエロがあることはまちがいない。 では、その「エロ」とはどんなものなのか。 男子プロレスの主要テーマである「肉体や精神の強さと、強さへと向ってい…

映像のエロ表現その3/物量の下支え

エロ表現を考えるにあたって、ひとつ気になったことがあった。「そうだ、俺は松沢呉一さんの著作を読んだことがない」ということ。 それで都内に出たついでに大書店で探してみた。 お、これはいいタイトルじゃないですか『クズが世界を豊かにする』だと。思…

映像のエロ表現その2/コスプレ

コスプレはエロいと思う。 しかし、コスプレのエロさを表現した映像を見たことがない。 コスプレのテレビ番組はある。コスプレの専門誌や写真集もある。それらを見ても少しもエロさは感じない。 どういうこと? やはり記憶をほじくり返してみる。そうそう。…

上映/SPACE TOYO@下北沢

大西健児のシネマトレイン企画で『夜の心』を上映します。 ◉12月26日15時から ◉このプログラムでの他の上映作品は、 栗原みえ『空気息子』1995/25分 大西健児『バーボンタイム』1997/12分 大谷高美『流刑地』2010/12分 出射広海『ヨルノキモチ』2006/13分 中…

映像のエロ表現その1/わき毛

作家論はあとにして、まず考えたいのが「映像でのエロ表現」だ。自分はこれまでいろんな映画をつくってきたけれど、まともに「エロ表現」に立ち向かったことはない、それは「エロ表現はジジイに近づいてこないとムリかも」と思っていたからだった。だって、…

自作品ヒロイン列伝その5/伊東香穂里さん

『虚港』に出演していただいた伊東さんは小劇場演劇をずっとやってきた人。とある人の紹介で、この映画への出演候補者として最初に会ったときに着ていたものがインパクトありました。 それが画像のやつです。『虚港』の最後の方の、画家(使用させてもらった…

自作品ヒロイン列伝その4/緒川たまきさん

『プ』を観たことのある人なら、ストーリ上のヒロインはリリコ(木村なつみ)=ウジャキ婆さん(北田フサノ)だと了解できるだろうけれど、表向きにはヒロミ(緒川たまき)がヒロインということで。 ストーリー的には「若くてきれいだけど、まー、それだけ」…

自作品ヒロイン列伝その3/犬飼久美子さん

5人のヒロインのなかで、彼女だけ亡くなっています。あまり症例のない病気で、37歳のときに亡くなってしまいました。合掌。 彼女が札幌に登場したのは、ちょうど札幌で映像通り魔を旗揚げした頃だから、1983年ぐらいのことだと思います。 青山学院大学の出身…

自作品ヒロイン列伝その2/石丸ひろ子さん

彼女は『ゴーストタウンの朝』だけに出演してもらった。 札幌女子短期大学に在学中で、どこかの地元小劇場に所属していた。 当時、札幌に「駅裏8号倉庫」というフリースペースがあって、ライブ、演劇、映画の上映をさかんにやっていたのだった。そこで演劇の…

自作品ヒロイン列伝その1/寺本(川渕)恵子さん

『ポプラ並木の憂鬱』の項で書いたように「自主製作映画をつくろう→映画にはヒロインが必要だ→ウチの大学でいちばん可愛いコは誰?→文学部日本史学科に評判のコがいるぞ」という経緯でした。 添付画像はその『ポプラ並木の憂鬱』より。 画像を撮りながら「な…

上映/音楽喫茶コンチェルト@服部(大阪)

◉2010年12月18日(土)開場:18時30分 開演:19時 ◉会場:音楽喫茶コンチェルト(電話:06-6866-4430) ※阪急宝塚線服部駅下車、線路を左手に見ながら宝塚方面へ徒歩3分。線路沿いの右手にあるビル「おおのビル」2階、音楽喫茶コンチェルトです。 ◉料金:1,0…

自分の映画歴語りその12/『夜の心』

添付画像の『夜の心』が私の最後の8ミリフィルムでの映画作品。 まだ8ミリフィルムは販売も現像もしているので、いくつかの製品が消え、いくつかのサービスが終了し、フィルムも現像も、その他のグッズも値段が上昇したけれど、最後の最後までこだわること…

自分の映画歴語りその11/『がむぜ』『なまら』『だはん』

『猫夜』の撮影と同時並行しておこなっていたのが「勝浦革命大学映像実習」だった。これは、8ミリフィルムを使った映像ワークショップといってもいいだろう。ただし、参加費とかは無料だった。 だから、私から声をかけて、当日集った人間によってつくられた…

自分の映画歴語りその10/『猫夜』

『猫夜(ねこよる)』は『極星』の続編にあたる長編映画だが、物語映画ではないので何かお話が連続しているわけではなく、それぞれ独立して見てもだいじょうぶ。 『猫夜』を見たことのある人なら承知のことだが、『極星』を公開するちょっと前から撮り始めて…

自分の映画歴語りその9/未公開作品『木炭をつくる』

やはり札幌に住んでいた大学生の時代、小川プロ製作の『ニッポン国古屋敷村』の上映スタッフをしたことがある。札幌では道新(北海道新聞社)ホールというそこそこいい場所を2日間ぐらい借りて公開したのだった。 小川プロからは飯塚さんがやってきて指揮を…

自分の映画歴語りその8/『極星』

1984年3月で大学を卒業し、東京に戻った。 就職活動はいっさいしなかった。映画をつくり、上映することに忙殺されていたということもあったけれど、そもそも映画を仕事としてやりたいと思っていても、就職すべき映画会社がなかったということもある。 じつは…

上映会/シャトー2F@武蔵小金井

武蔵小金井で私の作品6つ上映されます。 12月12日(日)17時から19時。 『M君の幸福な日々』1979 『世界はがらくたの中に横たわり』1984 『りりくじゅんび』1987 『でれっき』1987 『夢のライオン』1996 『遠くへ』2003 この6本。 1作品上映するたびに解説と…