山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

亀裂

東京都北区浮間3丁目あたり

表題の区域をちょっとだけうろついてみました。 荒川と新河岸川にはさまれた中州になっている。中州になっているところは東京の北千住しかり、名古屋の下之一色町しかりで、空襲で丸焼けになっていない部分が残ってることがある。 さて、路地に関しては北区…

わりかし見事に亀裂修復の走っている家@所沢市和ヶ原

同じような物件を何度か紹介していますが、これ、正確には「亀裂」というか「亀裂修復」なんですよね。 モルタル素材の外壁の亀裂は、経年変化で必然だとして、それをパテとかの修復材で埋めて、そのあとに塗り直しをするのがたぶん通常の手順なんでしょう。…

造花も黒ずむ季節@本庄児玉

見てのとおり、黒ずんでいます。武田造花店。 これはかなりキテますな。 感心して見ていると、看板に亀裂が走っていることに気づきました。「武田」と「造花」のあいだに斜めの亀裂。なので記事カテゴリは「亀裂」に入れておきましょう。 あまりのみすぼらし…

亀裂とゾーン

ちょっと前の「被災地に行ってきた」の記事のなかで「自然災害による廃墟・廃屋化にはカメラを向けようと思う気持ちがそそられない」というようなことを書いた。 書いたあと「ちょっと、いや、かなりちがうな」という思いがあって、しかしどう言葉にしたらい…

被災地に行ってきました

被災地の撮影に行ってきました。自分の作品ではなくて、これも撮影のお仕事です。 昨年は何回か「被災地の撮影には行かないのですか?」と聞かれました。 そのたびに「え? なんで」と怪訝な顔をしたもんです。 たぶん「廃墟、廃屋などが好き」→「崩壊したも…

パリンパリンに割れている共産党県議ポスター

これも小倉南区。 昨日の「アトム駐車場」からさほど離れていないところ。 共産党の県議さんのポスターがぱりんぱりんに亀裂が走っています。いま調べてみると、この高瀬菜穂子県議は2007年の選挙で次点で落選してますね。ブログもありません。だから放置で…

あのー、2階の外板はがれてます

車でトロトロと走っていて、ふと見つけて「!」の家。 2階の外の壁板がはがれています。 でもホラ、廃屋じゃないんですよね、この家。住んでます。 こんな状態じゃあ、雨漏りだってしているでしょう。 でも耐えながら住んでいるんでしょうね。 す、すばらし…

これは追加撮影しないと

東村山と東大和の境目ちかく、東大和市清水のスーパー「おおた」となりの公園にて発見。 これは強烈に亀裂を主張している物件です。 来年のラ・カメラで公開予定の新作『クラゲと亀裂』に、これも入れておきたい。追加で撮影しとかなきゃな。

亀裂走りまくりの壁@桶川

これはほれぼれしちまいましたね。 みごとに全面亀裂走りまくりな壁(塀)です。 こうなると撮影して、この感じを見ている人に伝えるのが難しい。 それほど見事に亀裂が走っています。 じつはこの物件、国道17号沿いです。桶川駅に近い17号からやや上尾の方…

オーソドックスな亀裂

これもすでに撮影した物件です。 あまり「亀裂」を拡大解釈せずに、わりあいオーソドックスに映像を積み重ねていっています。 「穴」であったり「破損」「剥落」の要素が多いものは不採用。あくまで「裂けている(いた)もの」にこだわっていこうかと。 そし…

ブロック塀から飛び出すエアコン室外部分

なんと表現していいかわからないので表題のように書いたけれど、これを見た時は一瞬「?」状態でしたね。 なんスか、これ、という感じで。 壁をブチ抜くタイプのエアコンはかなり古い。インドなんかだと今でも現役だったりするけれど、例えば1972年に建った…

まずは地図に見えてしまう

東村山市内にある取り壊し寸前アパート。 ベランダの雨風よけの鉄板が、思い思いの錆びを描いています。 こういうのって、私はまず地図に見えてしまう。 錆た部分が海で、塗料の残っている部分が陸地かな。 このアパートの場合、全部で16面の「地図」が鑑賞…

オザム下里店から鑑賞できる亀裂

ちょいと前に採集したもの。 スーパーマーケットのオザム下里店の駐車場からだとじっくり鑑賞できます。東京都東久留米市下里。車じゃないとアクセス無理かも。

ザリガニの脱皮

うちでいま、ザリガニを3匹飼っています。 いちおう、毎日水槽を掃除しているのですが、さて今日もきれいにしてやるか、と水槽を見て「!」。 4匹いる。 いやそのうち一匹は死んでいる。でもなぜ4匹? 愕然としてました10秒ほど。 で、「あ、これって脱皮…

立川活断層を探す

前に「立川あたりの土地が隆起したために多摩川の流れが変わった」と書きました。それに関連がたぶんあるだろうと思われるのが「立川活断層」です。 ただの断層じゃないっスよ。活断層です。生きているんです。しばらくしたらまたズレて大地が揺れたり変形し…

訂正、武蔵野台地の川はおもに新河岸川に合流する

不老川をたどってみようかと計画し、さらに調べていたら引用したgif画像を発見しました。 それを見ると、武蔵野台地の川は荒川ではなく、新河岸川に合流しているということがわかります。こまかいことであって、どうでもいいと言えばどうでもいいことですが…

むかし多摩川は北東に向かって流れていた

地図をながめて、それを自分が地表をうろついているときの記憶と照らし合わせたりしています。 平野部の地形は、もっぱら川によってつくられています。なので川を中心に地図をみていて、あることに気づきました。 多摩川には、青梅あたりからずっと、北側か…

シャッター商店街の痛ましい風景

これは埼玉県坂戸市の郊外にあるニュータウンの商店街(地番では西坂戸)。 例外ではなく、ここもシャッター商店街化しています。 のどかな昼下がりです。開いているのは半分もない。 そのなかでも、こんなふうに歩道の敷石がぐちゃぐちゃになっているのを見…

亀裂というより傾き

傾いています。となりの家に寄り添っています。こりゃーとなりは迷惑だな。ちょっと強めの地震がくれば、一発崩壊なのでしょうかねぇ。 暮らしたいとは思わないけれど、中に入ってみたいような気はします。 廃屋探索をしていて、一度だけ床が抜けたことがあ…

ていねいに修復されている波板

もう変色して、ヨレヨレになっている波板が、じつにていねいに修復されています。 ここでひとつ「現状復帰するのでなく、それでも修復されているものにぐっとくる」という自分の感性を確認できます。 壊れたものが放置されてとめどなく崩壊していくありさま…

またリニューアルしていきます

写真の物件は富士見市鶴瀬東2あたりで採集。 いい物件です。 ほれぼれ、うっとりします。 ああ、この汚れグラデーションと亀裂! 錆びは控え目。 おそらく、解体寸前の風前の灯火みたいなものでしょうけれど。 ところで「映像制作ノート」から「各種センサ…

凶と出とる、災厄がやってくるのじゃあ

白髪の老婆になって、写真の補修跡が示すものを読み解いて、表題のようにぎゃあぎゃあわめいてみたいものです。 以前も書いたことかもしれないけれど、モルタル壁の亀裂ってのは、古代に亀の甲羅を火にあぶって、そこで生じる亀裂から吉凶を占ったという行為…

ポンと叩けばハラハラ落ちそう

剥落寸前、ってな感じです。ポンと叩けばはらはら落ちそう。 でも1ピースたりとも剥落していないですね。なかなか踏ん張っています。 これは西武新宿線久米川駅南口の中華料理店「竜苑」。ここ、けっこうイケるので数回ぐらいは利用したかな。この日は浮気…

地図そのもののような亀裂

亀裂ってのは地図で見られるようなパターンがある。 フラクタルとか言うのだろうけれど、北本市にてふと見つけたこの看板の亀裂。これはまさに地図に描かれている道路図に酷似している。 道路は人の都合でできる。しかし亀裂は人の都合とは関係ない。 まった…

ヨダレまみれの巨大唇で門柱にブチュー

門柱に亀裂が走っております。 それがなんとなく気になってながめておりました。 「あっ」 そう、くちびるですよね、これ。しかもやたらと横長だ。 そしてヨダレにまみれているもんだから、ほら、ヨダレがだらだら垂れているぞ。 どうしましょう。

アカスリ店のひび割れ

国道407沿いの鶴ヶ島あたりで採集。 「アカスリ」の字も味わいがあるけれど、気になってしかたないのは、目隠しのためにか、ガラスの内側から目張りされたものがひび割れていること。 それが何かしら、ヘタなアカスリによって皮膚に亀裂が生じたようにも見え…

亀裂と錆びた郵便受け

思わず足を止めてパチリ。JRの高円寺駅と丸ノ内線新高円寺駅のあいだあたりの住宅地。 郵便受けは黄色のテープでふさがれているから、廃アパートなのでしょう。 何かが突出しているわけではないけれど、これまた合わせ技的にシャッターを押させる魅力をはな…

ブロック塀の傷跡

ブロックってのはけっこう弱いもので、我が家もブロック塀なのだけれど、植物を刈り取ってみると、植物が何年にもわたってこすった痕跡が、傷跡のように刻まれていたりする。なるほど「じゅげむじゅげむ」の落語にあるように、硬いものを柔らかいものがこす…

鉄筋の露出にひやりとする

どういう具合でそうなるのか、想像することもできないのだけれど、たまにコンクリの塀の一部から、内部の鉄筋が露出していることがある。 ひやりとする。 危険だと思ってのひやりではない、なんと表現しようかな。 ちょいと前に、新宿駅の構内でヤクザどうし…

この階段、崩壊したりして、と想像

階段を上がろうとして、ふと足元の亀裂に注目してしまう。 お、なかなかいいじゃないか。 これはあれだな。長い階段を上り切ろうとしたその矢先、階段はもろくも崩壊して下まで押し流されるという図式だろう。 その瞬間を虎視眈々と狙っているにちがいない。…