山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

2024年3月、ラ・カメラ@下北沢上映

山田さんと私の新作が並んだ今回の上映会。さらに関根博之さん、石井秀人さんにも自選プログラムを組んでもらいました。

私見ですが山田さんの新作8mm作品はこれまで続いてきた濃厚な叙情が一掃され、シュールレアリズム映画の「根源的な動きへの驚き」に満ちた作品でした。あまりにも曖昧な映像と、あまりにもクリアな音響に脳髄の変なところを刺激される30分です。

イタリア・パルマにて「遠くへ」と「あいたい」を上映

上映の告知です。と言っても海外です。イタリア北部のパルマというところで、日本の実験映画・個人映画を2月15日、16日の2日間にわたって20作品以上が上映されます。私の作品は『遠くへ』と『あいたい』です。観に行ける人やイタリアに知り合いがいるという人はいないかもしれませんが、こうやって日本の実験映画・個人映画に関心を持ち、上映してくれる人と場所があるということをお伝えしようと記事にしました。ついでですが山田勇男さんが一時帰国しますので3月にラ・カメラでの上映会を検討中です。プログラムなど決まり次第、また告知します。

 

浅川マキライブビデオ上映・2024年1月@大阪、名古屋

浅川マキライブビデオ上映、大阪と名古屋の予定を告知します。大阪は1月13日ムジカジャポニカ@梅田、名古屋は1月14日オープンハウス@今池になります。開場開演時間、料金、予約連絡先は画像を参照ください。上映内容は大阪が「1993年12月ル・ピリエ」名古屋が「1991年12月ル・ピリエ」になります。

浅川マキライブビデオ上映2023年12月金沢・神戸・京都

浅川マキライブビデオ上映の告知です。12月23日金沢・もっきりや、12月24日神戸・James Blues  Land、12月25日京都・拾得です。開場開演時間と料金は画像下部を参照ください。上映内容は金沢が1992年12月ルピリエ、神戸が1991年12月ルピリエ、京都がレコーディング風景やアメリカでの公演、これまで収録していなかったいろいろな断片を集めたコンテンツになります。なお、年明けの1月13日が大阪梅田・ムジカジャポニカ、14日が名古屋・オープンハウス、27日が東京東村山・すなふきんでの上映を予定しています。これらはまた一ヶ月前ぐらいに告知いたします。

ラ・カメラ上映会2023年7月15,16,17日

山田さん来日につき、上映会をいたします。

内容、詳細は画像の通りです。

昨年(2022年)は上映後の懇親会をしませんでしたが、今回は上映終了してから1時間にかぎって行ます。参加される人は飲み物・つまみを差し入れいただけると嬉しいです。

浅川マキライブビデオ上映2023年1月@大阪梅田・小松・名古屋

浅川マキライブビデオ上映の告知です。年明け1月に3ヶ所で行います。3日間とも2000円+ドリンクオーダー。
1月13日(金)は大阪梅田のムジカジャポニカ(大阪市北区堂山町1-21)で19時開場20時スタート。上映内容は場所を変えての第一回ですので、いつもの初回コンテンツである「1988年2月29日と1992年12月30日からのセレクション」です。
1月14日(土)は金沢よりもマキさんの生誕地に近く、かつ親しい関係にあったバンドめんたんぴんの拠点であった小松のThe MAT'S(JR小松駅から東に1分高架下)で18時半開場19時スタート。上映内容は「1988年2月の長期公演ダイジェスト」です。ゲストトークにめんたんぴんの佐々木忠平さんをお招きします。
1月15日(日)は名古屋の得三・Tokuzo(今池1-6-8)で17時開場18時スタート。内容は「1993年12月28日」。
上映するライブはすべて池袋文芸坐のル・ピリエで行われたものです。
 また、添付チラシの下部にも記載があるようにこの12月にユニバーサルミュージックより、マキさんのライブ音源をCD6枚に収めた製品が発売されます。

パズル「箱入り娘」58手68手72手75手79手138手問題の解法例

スライディングパズルで「箱入り娘」と呼ばれているものがあります。私が勤務する児童クラブで現在子どもたちに提供しているものはこの3つ。

見たことありますか?

パズルのピースにはこのように将棋を模したもの(左)や、チェスを模したもの(右)がありますが、真ん中のような「娘」を家族や習い事などの「邪魔もの」をかいくぐって外に出すということで「箱入り娘」と呼ばれているのです。

世界的にもさまざまなタイプがあって、中国では「華容道」と呼ばれていたり、あるいは「ロイヤル・アウト・ゲーム」と呼ばれているようです。

ゲームの最初にこのコマをどのように並べるかによって難易度がさまざまに変化します。真ん中と右は「花菱工業」という会社から発売されたものですが、その箱に下のような5つの問題がプリントされています。

児童クラブでは、この5つのパターンをレベル1からレベル5と称して出題しています。じつは「チャレンジ2」が最も簡単です。小学校1年生でも比較的短時間に解くことができます。「チャレンジ5」は結構難易度が高く、根気強く取り組まないと解けません。

さて「チャレンジ5」を解いた子どもたちから「もっと難しいのはないの?」と聞かれ、ネットで調べてみると、こんなものが見つかりました。

パズルのコマには三国志の武将名が書かれています。この左上の81手問題は「チャレンジ5」と同じです。

そこで私は34手問題を「レベル2.1」58手問題を「レベル4.8」68手問題を「レベル6」72手問題を「レベル7」75手問題を「レベル8」79手問題を「レベル9」138手問題を「レベル10」ということにして子どもたちに出題することにしました。

YouTubeの動画などでは81手問題の解法はアップされています。34手問題は簡単なので解法は必要ないでしょう。最も難易度の高い138手問題は、よく検索で探してみると解法を見つけることができます。しかしそのほかの問題の解法は見つかりません。まあ、自分で苦労して解けばいいんですけど。

児童クラブでは解くことに苦労してる子どもにヒントを出してあげています。そのために解法の手順を大雑把に書いたものを作成しました。

解法が見つからずに苦労している人や、児童クラブなどで導入を考えている支援員の方に役に立つかもしれないと思うので、手書きでちょいと恥ずかしいのですが、簡略化した解法チャートを公開しようと思います。

まずは58手問題から。

次は68手問題。

次は72手問題。

次は75手問題。

次は79手問題。

次は138手問題。

これらが唯一の解法というわけでなく、細かい部分ではもっと違った動かし方もあるかと思いますが、あくまで参考までということで。

ところで、最初の画像の真ん中の「箱入り娘」について、小3の女の子が「どういう意味なの?」と聞くので「えーと、昔は女の人ってのはさまざまなルールがありまして」と説明を始めると「あ、わかった。要するに引きこもりの女の子を外に出してあげるゲームなのね」と言うので「うん、そうね、いいね、そういうことにしよう」と言ったことがありました。

本来の私のブログからは外れた内容ですが、公開すれば役に立つこともあるかもしれないと思い、記事投稿します。なのでカテゴリは付けません。