山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

たばこ、たばこ、たばこ、たばこ

いやはや、たばこだらけです。 採集地は埼玉県北本市。三軒茶屋通りってのがあって、その中ほどあたり。 「たばこ」の文字看板のスポンサーが、東京新聞だったり、ククレカレー(ハウス)だったりするのがイイ。 こういうなんとも言えないものが集合して、味…

ジャガー横田のプロレスは美しい

ジャガー横田の動きには一切の無駄がない。 無駄のない動きは、それを見る者に「美」を感じさせる。 ここらへん、プロレスとダンスが似ているところでもあります。 しかしダンスはひとりでもできるけれど、プロレスはほぼ必ず相手が必要だ。スイングできる相…

吉田万里子の人気を決定づけたあのショット

29日のneoneo講座での参考映像選択の作業を進める。 あーでもない、こーでもないと、どのようにしたら女子プロレスの魅力を素描できるか、そこに神経を使う。 はずせないと私が考える映像はたくさんあるけれど、3時間もの間に、重たい試合映像ばかりを連続…

PKD『いたずらの問題』

以前、「何でもいいからディックの小説をひとつ映画化してもいいってなったら何にするか」なんてことを考えたさいに、私は『いたずらの問題』がいいかも、と思ったことがある。 書かれたのは1956年。ディックのごく初期の長編だ。 ユーモアの許されない、硬…

福間さんからの18年遅れのはがき

岡山で、ゲストの宮田靖子さんからふと手渡されたのは、福間さんのはがきだった。 私あてのもの。1989年。ハンガリーのレティナ映画祭に参加したときものだ。 文面は空白。 あて先と名を書いて、切手も貼ってある。しかし出されることはなかったはがき。 そ…

デビル雅美、来年引退

ま、プロレスラーに引退はない。こちらの感覚としてはリタイアって感じで。 29日にneoneo坐でおこなうneo Gallege Barの今回のテーマは「女子プロレス」。 そういえば先日他界したファビュラス・ムーラは、いったい何歳だったんだろう。80歳ぐらいか? それ…

地図そのもののような亀裂

亀裂ってのは地図で見られるようなパターンがある。 フラクタルとか言うのだろうけれど、北本市にてふと見つけたこの看板の亀裂。これはまさに地図に描かれている道路図に酷似している。 道路は人の都合でできる。しかし亀裂は人の都合とは関係ない。 まった…

PKD『タイタンのゲーム・プレーヤー』

なぜか妙にテンポがよくてエンタメしている。 100ページちょい前あたりで殺人事件が起こり、SFミステリーの様相になる。 そこにエスパー集団vsタイタン星人の超能力バトルが盛り込まれてきたりして、ディック得意の自殺衝動、シミュラクラ(擬人体)、ここは…

その名も「解脱通り」

解脱通りですよ。凄いネーミングだなー。 所在地は埼玉県北本市。北本駅から南西方向、わりと駅に近いところにあります。 なんでこんな通りの名前なのかと言えば、ここに新宗教団体「解脱会」があるから。 だから「解脱会へと通じる道」という意味で「解脱通…

通りすがりのトラック

前を走っているトラックの後部になにか書かれているのだけれど、それが判読できません。 右側は0997かな。 判読できたからと言って、それで何か納得できることがあるわけではないのだけれど、ちょうど読めそうで読めない微妙なかすれ具合なもので、デジカメ…

太陽と風を利用した健康住宅withマルフク

通りがかりにマルフク看板がよいインスタレーション状態になっているのを発見。 パチリ。 いま改めて見てみると、下に置かれた看板には「太陽と風を利用した健康住宅」と書いてある。 クスッ。 たしかに。後ろの物置小屋は太陽の光が差し込むし、風は吹き抜…

こりゃ「注」の字、どっち向いてんの

よく見るといちど退色してしまったものに、赤テープを貼っていますね。 それにしても「注」がよそ見をしています。 なんでこうなったのか、誰か直す人はいないのか。

おお、神は強し

これもキリスト看板のひとつなのですが、初期のものなのでしょうか、おなじみの黒地に黄色ではないですね。 で、見ての通り、ボロボロです。 波板に貼ったのも影響しているのでしょうか、看板じたいが砕けてしまってます。 ところがっ! 「神」の字だけは最…

PKD『宇宙の操り人形』

主人公が故郷の町を訪問してみると、自分の記憶とまったく異なることに気づく。しかも自分がその町で生きていた痕跡も発見できない。記憶がすり替えられたのか? まるで「ミステリーゾーン」のような出だし。かつ、ディックお得意の世界。 安直なオチに持っ…

ムエタイ選手の名のような

メノソレム。 後楽園ホールにてタイトルマッチ防衛戦をおこなうムエタイ選手の名前のようになっています。 青梅街道の旧道沿い、武蔵村山市役所の東の方のどこかで採集。

川越市笠幡の廃自販機

県道15号沿いにて発見した廃自販機。 缶は撤去されていて、上部にはサビが見えます。ポスターを貼った形跡も残っています。この家じたいが取り壊されるらしく、工具類が家のまわりを囲んでいました。 もはや風前の灯火という感じで、諦めきったような表情を…

ビ・・・・・ン

「ビ」と「ン」の間がみょうに開いています。 ま、それだけのことなんですが、一度車で通り過ぎてから、「やはり気になる」と一歩通行の道を50mぐらいバックして撮りました。 採集地は川越市的場。

PKD『偶然世界』

スマン、80ページぐらいで挫折した。 ディック本人が認めているように『非Aの世界』などのSF作家、ヴァン・ヴォート(発音的にヴォークトは誤りなのでこう書きます)の影響が強い作品。 ヴァン・ヴォートだけに限った作風ではないけれど、50年代アメリカ産SF…

よい子はここで遊ばない

古びているわけでもないのに、これはなぜかソソります。 なぜだろうと考えつつ、シャッターを押していました。 たぶん、何か、あっけらかんとしたものがあるところが心にひっかかったのではないかな。 スコンと抜けてますよね。「何が?」と言われると困るの…

くっ、まだ燃え尽きちゃいないぜ

もうヘロヘロです。 字だって読めません。なのにみずから安全ロープで電柱に縛り付け、表題のようなセリフを吐いているような感じ。 痛々しいって感じを少し通り過ぎています。 根が頑固なんでしょうねぇ。 職場で倒れて、そのまま死ぬことを美学にして生き…

PKD『高い城の男』

ヒューゴー賞受賞作であるからディックの出世作になるのだろう。 第二次世界大戦でドイツ、日本、イタリアが勝った世界での、例によってサンフランシスコを舞台にした話。 あまりSF的なギミックは繰り出されない。 複数の登場人物による話で、心理描写なども…

ご立派錆び看板と白骨マルフク

これもコメントいらず。 「ほお」と思わず魅せられてしまいます。 向こうにあるのは白骨化したマルフク看板。 採集地は入間市上小谷田。

2007年11月のイベント

モデム故障で更新できませんでしたが、復旧したので11月のイベントを列記します。 ●すでに今日のことになってしまいますが、11月4日、neoneo坐「秋のフィルム収穫祭」最終日で、18時からの回にて『VMの夢想』を上映します。 ●11月10日は「神楽坂で8ミリを…