山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

「りほは腹黒だ」と松本浩代は言う


週プロ(週刊プロレス)も買わなくなってしまいました。だってコンビニに置いてないんだもん。郊外居住で電車通勤とかしない人にとっては、これは致命的な事態だと思う。まー、売れなくなったから置かなくなったわけですが。
かつては週プロにファイト(これも週刊)、それにスカパーのサムライTVに加入していて、さらに年に何回かは観戦に出かけ、観戦するたびに何か一枚はTシャツを買っていたわけだから、すっかりプロレスに金を落とさなくなってしまっている。
毎月一度の「無料開放デイ」にサムライTVをチェックするだけです。
こんかいチェックしたなかで、neo女子プロレスの昨年のGWの後楽園ホール興行があった(メインは井上京子vs松尾永遠)。
その第二試合だったか第三試合だったか、さくらえみ、大畠美咲、真琴vs松本浩代、風香、りほ、という6人タッグマッチがあった。
ま、永久保存版にするほどのことがない試合だったので消去してしまったのだけれど、今日になって、「あれはおもしろい発言だったな」と思い出したことがあった。
それは、表題のように、試合後コメントで松本浩代が、現在唯一の小学生レスラーであるりほについて「このコは腹黒だから」と言っていたことだ。
なかなかいい発言だ。OZアカデミーでアジャに鍛えられたのか、プロレスラーとしての発言ができるようになってきたのかな。
こうコメントすることで、りほの存在感がぐっとアップする。りほが腹黒少女あるかどうかはともかく、このような観点での見方を提示してくれることで、レスラーとしての立体感が増すわけだ。ヒール(悪役)としての当然の発言。
泥を塗ることで美しさが際立つ。
ブニュエル『昼顔』で泥のかたまりを投げつけられるドヌーヴの凄絶な美しさを思い出すことだ。
だから添付画像はneo社長のブログの画像だから宣材のようなものだろうと勝手に引用しているのだけれど、りほと風香です。思い返してみれば、まだ風香は一度も泥をかぶったことがない。プロデュースのしかたと本人の頭の良さによっては大化けすると思うのですがね。やはり本人に難があるのか。