山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

自分についてのこと(自分のツボとか)

茨城県下館を夜うろつく

いま『ダークソウル2』というゲームをやっているのだけれど、敵や罠におびえながら薄暗い迷宮を探索するのは明確に快楽的な行為だとひしひし感じている。 敵も罠もないけれど、見知らぬ街を夜うろつくのがとても好きだ。子どもの頃からそうだった。 塾通いが…

暗黒街は甘い香り(群馬県伊勢崎市再訪)

ふたたび群馬県伊勢崎市に行ってみた。 さびれた飲み屋の通りをぶらぶらし、何枚かの画像を撮り、ビデオも回してみたりした。 なぜ伊勢崎市に行ったかといえば、ここの出身であり、現在もこの町を本拠地としてWWSというプロレス興行をおこなっているミスター…

楽器屋と秋葉原パーツ屋と古本屋

ギターのピックを買った。 ずいぶん前(たぶん学童クラブの職員時代)にピックがなくなってしまってから、長いこと爪で弾いていたのだった。 ところが新作『赤バット娘』でちょっと必要になって、曲の練習をしていたら血豆ができそうになってしまった。なの…

ホームムービーデイ小平

世界的な規模で催されている「ホームムービーデイ」が昨日開催されました。趣旨からいって地元の近くの会場に参加するものでしょうから、私は小平会場に参加。これで小平での開催も4回目になります。 今回は関根博之さんにも声をかけ、参加いただくことに。 …

何て書いてあるのか調べてきました(妄想の伝染その6.1)

昨日の記事のなかでストリートビューへのリンクを貼った家の塀の貼り紙。なんて書いてあるのかとても気になるので、速攻で現地に行ってみました。 全部デジカメで撮りました。 その文言を書き取ります。 「15年8月12日留守にしたら車庫のなかに多量の「人プ…

電波ハウス(妄想の伝染その6)

なんて名付けたらいいのかわからないので、とりあえず「電波ハウス」としときましょう。 『ゆきゆきて神軍』の奥崎謙三さんの家がそうでしたね。「田中角栄を殺す」とかなんとか、デカデカと外壁に書いてありました。そんなふうに、精神に異常をきたしたかの…

黒板をツメでひっかく音は嫌?(妄想の伝染その5)

「いやな音、不快な音」と問えばかならず出てくるのが「黒板をツメでひっかく音」だろう。 でも私は覚えている。小学生の頃、べつにその音を「嫌だ。不快だ」とは思っていなかった。 ところが、いつの間にか、世の中の多くの人とおなじように、この音を「不…

集スト車はゾロ目・連番(妄想の伝染その3)

「私はたくさんの人間の連携プレイでストーカー行為などのいやがらせを受けている」という妄想が「集団ストーカー妄想」。 それじだいはとくに目新しいことはないけれど、そのなかで「これはないだろうよ」と思うことがある。それが「いやがらせに使われる車…

夜、バスに乗ること

たとえ行き先が決まっていて、そのあとこなさなければならない仕事とか、会って打ち合わせとかする内容まで決まっていたとしても、夜、バスに乗ることには不思議な気持ちの高揚がある。 マキさんの『夜が明けたら』の 夜が明けたら一番早い汽車に乗るから 切…

妄想は生産されている?(妄想の伝染その2)

図書館に行って目についた本を借りてきた。『乱造される心の病』(クリストファー・レーン/河出書房新社/2009)と『家屋と妄想の精神病理』(春日武彦/河出書房新社/2003)。 『乱造される心の病』の方は、たとえば以前は「とても内気な人」という形容で済ん…

プロパガンタと妄想(妄想の伝染その1)

『虚港』の上映のために訪れた1997年の山形ドキュメンタリー映画際では、プロパガンタ映画の特集上映がおこなわれていて、痛く興味を惹かれた私は毎日そちらの会場に通った。(あとでコーディネーター氏にも「毎日いらっしゃってましたね」と言われちゃった…

「今年の映像ベストワン」に早くも遭遇

このブログで告知していないけれど、8ミリワークショップ@下北沢は続いています。2か月に一度。偶数月の第二土曜にやっています。告知はmixiのコミュ「FILM IZM 」にて。 だいたい「自家現像」「簡易テレシネ&編集」「撮影」の3パターンのローテーショ…

地方の街のこんな感じにぐっとくる

これも羽生市です。 なぜかぐっときて、反射的にデジカメでパチリ。 路地とも言えるのだろうけれど、自分は「車が侵入できないぐらい狭い」ことを「路地」の定義にしてたりするので、これは当てはまらないかも。 でも、なんともいいんですよね、この空間。 …

U子

大川戸洋介の『恋の姿見』は3人の女性をスケッチ撮りした作品だが、その最初の女性を見ていて、私はU子のことを思い出したのだった。 U子は札幌で女性だけ5人組のパンクバンドをやっていた。 私の作品に出てはいないので思い出すことも少なかったけれど、私…

内村茂太のオールナイトニッポンに出演

内村茂太さんは自分の作品が上映されるたびに、カセットテープ「内村茂太のオールナイトニッポン」を作成してきて、1本500円で販売してきた。 地道な積み重ねのせいか、最近はそれをゲットすることを楽しみにしているお客さんもいる。 そこにゲストで呼ばれ…

夜遅くのバスで乗客私だけ

ラ・カメラからの帰路はいくつかの方法がある。 これまではずっと下北沢駅まで歩き、新宿に出て西武新宿線で帰っていた。 しかしたとえば井の頭線で吉祥寺に出て、中央線で国分寺、そして西武国分寺線というテもある。帰路では使ったことがないけれど、往路…

ラ・カメラ定点観測その8

ついに上映も最終日。雨だというのに盛況です。フィルム傷つけやランプ切れもなく、無事終りました。次のラ・カメラ上映は来年6月かな。そのときには新作(フォーマットはHDV)を披露できるようにしたいです。

ラ・カメラ定点観測その7

だいたい酒を飲むわけなので、いろいろ話して盛り上がっても、帰り道ですっかり忘れてしまう。 盛り上がったという記憶だけ抱えて家に帰るのね。 明日でラストです。 (まちがえて昨日と同じ画像をアップしてました。訂正)

ラ・カメラ定点観測その6

この日も山田さんは(隠れているけれど)定位置です。 この日の上映ではゲストプログラムで大西健児『尺景』を初めて見たのだけど、いきなり友部正人「一本道」が聞こえてきたりして驚いた。私の作品『眠る永遠主義』は今回音を付け替えているのだけれど、そ…

ラ・カメラ定点観測その5

山田さん、やはり定位置にいます。 ラ・カメラのオーナーである島本さんが来たので、島本さんがヴォーカルの中年哀愁ムード歌謡バンド「ペーソス」を東海テレビが特集した放映ビデオを見たのでした。ついでに東京以外で流されているというCMも見た。

ラ・カメラ定点観測その4

さあ、ここから5連戦です。 山田さん、玉木(父)さんはどうやらここを定位置にするようです。 画像を見て気づいたのは、私を入れて10人。男女比が5対5だったということ。だからどうということはないけれど、このような映像表現にやってくる人には、とく…

ラ・カメラ定点観測その3

11月16日の上映後しばらくのちのありさま。 山田さん、毎回おなじところに座ってますね。これ、定位置にするのかな、今回は。

ラ・カメラ定点観測その2

11月15日の上映後のラ・カメラです。 玉木(父)さんと山田さんが昨日と同じところに座っていますね。 私、初めての帰りかたをしてみました。ラ・カメラを出てすぐの渋谷と梅ヶ丘駅を行き来しているバスが、通常料金の最終が22時50分なので、それで渋谷に出…

ラ・カメラ定点観測その1

ぜんぶで8日上映があります。 忘れなければ(忘れがちなんだけれど)おなじアングルで撮ってみましょう。 まずは11月14日の初日後のようす。

シングル8外式のホームムービーは国宝

きょう、郊外を車で走っていて、ふと、18日におこなわれた「ホームムービーの日(小平会場)」で見た3分無編集の映像を思い出して、にわかに幸福な気分になってしまった。 私がよく使うコトバで言うと「脳内射精しちゃいました!」。 それは1972年に撮影さ…

夜のうろつきその2

駅のほうに歩いていくと、ふいにラブホテル街に出ました。 あまりの明るさにクラクラします。 いいですねー。

夜のうろつきその1

ようやく涼しくなってきました。 夜、すこしの時間を使って、見知らぬ路地へと足を踏み入れたりします。 至福の時空間。

「自主上映運動」ってやつの功罪

昨日の記事を読み返して思ったことがある。 つまりあの当時、私たち(PFF映写技師=自主映画の作者やマニア)は室井滋さんを自主映画を代表するヒロインとして位置づけ、室井さんがメジャーになればなるほど自主製作映画も認知度とか商業的な価値が増加して…

猫は落ち着ける場所をみつけるのが上手

そういえば私、重度の猫好きなのに、猫の話題をさほど出しません。 これって、例えてみれば、自分の子どものことを書かないのと同質かもしれない。閉鎖的な日記でなく、ブログってものは世間に対峙していると自分が考えているからなのでしょう。 それはとも…

ゲームを現実にアダプトする快楽

エロ小説を読みながらオナニーするということは、じつは凄いことなんだ、と誰かがむかし書いていた。 眺めているものは紙の上に印刷された文字群で、その白字に黒のシミののたくりのようなものから意味を読み取り、物語やイメージをあたまのなかにつくりだし…