山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『うろつきズム論ノート』註釈

ラ・カメラ上映、ご来場いただいた方、ありがとうございました。 かなーり画面酔いさせてしまったようで、申し訳ありませんでした。 さて、作品中のナレーションに関して、註釈めいたものを書いておくべきではないかと思ったので、書き記します。 ●「友部正…

『うろつきズム論ノート』制作メモその12

書き出したDVDをとりあえず見て「ま、これでいいでしょ」と思ったので終了。ラ・カメラの音声再生システムで聞いてみて、修正が必要だと感じたらすぐ修正して再度DVD焼きすればいいだけの話だということで。 いろいろな20年前の路地の映像を見ていて「これ、…

『うろつきズム論ノート』制作メモその11

録音をする。 いちばん最後のところでギターをつまびきながらむにゃむにゃと歌おうと決めたので、まず最初にそれをやる。 何度も歌わせてもらっているけれど、湊谷夢吉さんの歌で、今回は山田さんの『青き零年』の最後でも流れる『糸姫』を。 いままで山田さ…

『うろつきズム論ノート』制作メモその10

添付画像が編集作業画面です。 いろいろと悩みながら、さらに切り捨てる作業を続ける。 45分あったものが、あれこれ切って捨てていくうちに現在36分になった。 まあ、こんなもんですかね。おそらくはラストに音楽のつけるとして、そのための「のりしろ」をた…

『うろつきズム論ノート』制作メモその9

いろいろ機材トラブルが相次いだ。 参考になることもあるかもしれないので、いちいち書いておくことにします。 ●miniDVデッキがブランクテープを認識しない。 添付画像のように自分はパナソニックのminiDVデッキを持っています。これもけっこう古いものにな…

『うろつきズム論ノート』制作メモその8

添付画像は8ミリビデオフッテージを見ながら買いたメモ書き。 使えそうな部分の始まりと終わりのタイムを書いてある。 この段階である程度の使うカットの選択と、おおまかな構成(つなぐ順番)をなんとなくイメージしている。 すでにこの段階で、時間的には…

『うろつきズム論ノート』制作メモその7

本日は当日配布物用の文字打ちと、自分の原稿書きで終わってしまった。 けっこう毎日このブログを書いているものだから、新作にまつわるようなことで、このブログでは書いていないことを書こうとすると、なかなかいいアイデアが出てこないものです。 昨夜か…

『うろつきズム論ノート』制作メモその6

山田さんとラ・カメラの大宅さんからの原稿を待ちながら、さらにフッテージをメモと記憶に頼りながら再度見てみながら、今度は使えそうな部分のタイムを書き出していく作業をする。 8ミリビデオって、タイムコードが入ってないんですよね。あれはDVになって…

『うろつきズム論ノート』制作メモその5

全部のフッテージをとりあえず見ました。 編集の組み立てはまだ思いつかないけれども、撮影された場所の地名は入れることにしようと思っています、現時点では。 日本であることは確かだけれど、どこだかわからない街をうろうろという調子で進めていくのもい…

『うろつきズム論ノート』制作メモその4

8ミリビデオフッテージを見る作業を進める。 じっさいの街うろつきとちがうのは、映像作品に採用するためには、ひとつのショットに盛り込まれた展開が必要だということだ。 リアルの街歩きだと、たくさん入ってくる情報の総体から、その街の、その路地の印…

『うろつきズム論ノート』制作メモその3

保存してある8ミリビデオのストックから、この作品で使えるフッテージの入っているカセットを選び出してきた。 全部で8つのカセットだ。 8ミリビデオカメラを買ったとき、とにかく新鮮だったのが「1時間ぐらい連続して撮影できる」ということだった。テ…

『うろつきズム論ノート』制作メモその2

埼玉県深谷市まで出かける。 行ってみて唖然とした。 「まるで被災地みたいじゃないか」と思ったのだった。 再開発という名の巨大なツメによって、駅と国道17号とのあいだにあったはずの古びた町並みが、ごっそりと削りとられているではないですか。 そんな…

『うろつきズム論ノート』制作メモその1

11月15日には上映しなくてはならない新作『うろつきズム論ノート』の制作記録を、完成まで毎日書いていこうと思う。 10月のはじめにラ・カメラのプログラム打ち合わせをしたときは「ごめん、新作できんので旧作で」とまず初めに言ったのだった。ところが、な…

飯能市仲町のマルフク看板

新作映像作品の製作ノート記事を書こうと思ったのだが「マルフク看板」カテゴリがあるので、先に独立した記事で2枚の画像をアップしておきます。 上の採集地が飯能市仲町19(たぶん)。 下がおなじく仲町14。

愛媛県松山市持田町の路地

松山市は戦争の時に空襲で丸焼けになったらしく、あまり戦前からの時間が堆積しているような路地はない。 それでも今回、少々時間があったので「松山市、路地」と検索してみると、いくつかの路地画像を見ることができる。 そのひとつに行ってみました。 持田…