山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

映像制作ノート2005年

ZC1000に関する自慢にならないこと

ZC1000に限らず、シングル8カメラの多くにはフィルムを入れるところに丸い覗き窓があります。これは中にフィルムを入れたとき、フィルムの巻き取り側の芯の軸のところの白い点が見えるようにするもので、その白い点が回転していることでフィルムが送られて…

ZC1000の今さら気づいた機能

添付写真はZC1000のバルブクランクを差し込む部分のドアップ。左がそれだが、いまさらならながら、よく眺めてみると、その右にあるへこみと、そのさらに右にある突起の役割がわからない。これって、位置からして、バルブ(手動)撮影に関係する自分の知らな…

レリーズ破損の原因は金属疲労

ラブホでの撮影で非常に困ったことがあった。それはレリーズが破損して使えなくなってしまったことだ。 なんでもできるカメラだと私も思い込んでいたZC1000だが、なんとっ!ランロック(シャッターボタンを押すと、そのまま解除するまでカメラが回り続ける機…

ろうそく100本は失敗

風もおさまっているし、ろうそく100本に挑戦ってことで、松本くんとその細君まで動員して公園オブジェに向かうが、失敗。ちょっとした風でろうそくは吹き消されてしまう。ビルや住宅が密集している場所でないから、風の通りもいいのだろう。しかたなく、バル…

UFOというか流星を撮影

台風の影響でスタンバイしていたが風が強くて「オブジェにろうそく100本立ててバルブ撮影」は断念。ま、あせることはないが松本くんに手伝ってもらえるのは今月いっぱいという限界はある。 しかたなく夜になって2重撮影でUFO(というか流星)を撮影。なんて…

ラブホ部分の撮影

台風直撃。なのでまずは公園オブジェでのシーンを撮影してずぶ濡れになる。びしょびしょのままラブホへ。平日だというのに部屋は7割がた埋まっている。 ミュウさんはプロなのでさくさく撮影は進む。絵コンテを渡した段階では思いついていなかったカットも撮…

明日、ラブホ部分の撮影

絵コンテはもう出演交渉するときに書いた。この添付写真は自分用。なのでチェックシートみたいな感じで、撮り漏らしがないように、さらに現場で興奮して映画全体のことがわからなくならないように、いろんな指定が書き込まれている。 ラブホに許可は取ってな…

仮題『世界から漏れていく場所』

今日も撮影に向かった。昨日ほど暑くなく、オブジェ内で涼んで、ちょいと撮影、無理をせずまたオブジェ内に避難の繰り返しで1ロール撮る。 添付写真は、今日持参した折りたたみ自転車にZC1000をつけてバルブ撮影や多重撮影を試みているところ。 ところで仮…

新作の撮影スタート

暑いです。早々にヘタばりました。なにしろ、オブジェの周辺は砂場になっていて足下からじりじりと熱してくる。しかも周辺にはまったく日陰ってものがない。それでオブジェの中に飛び込んで見ると、涼しい。洞窟みたいな原理ですな。そこで休息してまた撮影…

出演者決定

まだタイトル未定だが、例のタコ山もどきとラブホを往還する作品に出演してもらう女優さんが決定した。写真の人です。ミュウさんという人。これまで企画ものビデオなどに700本も出ているらしい。 と、これを読んで「なんだ自主映画じゃないのかよ」と思う人…

だいたい固まってきた

昨日書いたこと、つまり何人かの異形の女がラブホで何らかのパフォーマンスするという作品は、次の次にしよう。とりあえずは当初にかたちになりつつあったもの、つまりタコ山もどきのコマ撮り映像(夜間のバルブもあり)と、そこから見えるラブホの中で、男…

『海辺の記憶」は身体改造願望か?

添付写真は私の左手のドアップ。23年前、私はこの手の甲をカッターナイフでうっすらと切って、そこからじんわりとしみ出してくる血を撮った。『海辺の記憶』という4分の映画だ。これは最初、イメージフォーラムがやっていた「新作ショーケース」というプロ…

悪魔的儀式をするラブホとは

タコ山もどきから見えるラブホは調べてみるとホント、フツーのラブホだ。つまり、バブル崩壊後のあっさりシティホテル風の部屋ばかりのようだ。ま、そういうフツーのラブホの一室にて、わけのわからない行為がおこなわれているとことに「怖さ」があるのかも…

『バオバブ』アフレコ

『バオバブのけじめ』は同時録音をしているが、2か所ほど不具合が生じてアフレコということになった。美学校のMAルームにてモニターを見ながらの口パクをする。録音する部分は短かったのでそれほど時間はかからずに終わったが、ここでも私、何回かセリフを…

UFOを出すか、この空に

昨日はソニーの件で書かなかったが、例の公園のタコ山もどきをチェックに行った。空のヌケを確認したかったからだ。 というのは、この空にUFOでも走らせようかと考えたわけです。『ルシファー・ライジング』をもじるなら、そこまでやらないといけないような…

脈絡なく連想暴走

きょうは坂戸市郊外にあった神秘珍々ニコニコ園というところに行ってみた。「あった」と書いたのは、もう何も残っていかったからだ。ありし日のここを紹介したサイトはこれ。 http://www.telnet.or.jp/~ucb/keiji/nikoen/ ようするに電波系な個人秘宝館なの…

『非解釈2』?

添付画像は私が20歳ぐらいの時につくった『非解釈』という作品のスチール。これが私の現在も続くゴチャマゼ路線の原点でもある作品で、日記的映像をベースにして、夢の文法みたいなリズムで、やや暴力的なイメージをふんだんに盛り込んだ作品。ここで主人公…

さらにロケハン(彷徨)する

語のほんらいの意味では、イメージやシナリオに合った撮影場所を探すことなのだが、私の場合、その場や出くわしたモノから触発されてコンセプトが成立することが多い。多いというか、ほとんどだ。刺激は多い方がいい。だからうろうろと彷徨(さまよ)う。 本…

あの公園を再訪

ようやく上映やら公演やら授業やら打ち合わせ(この中身については9月ぐらいにならないと公表できないかも。商用の企画なので)の連続が一息つき、さっそくロケハンに出かける。そう、日々是ロケハンです。 雨が降ったりやんだりのなか、埼玉県の毛呂山、越…

タイトルの決めかた

作品のタイトルについては、最近はいくつかこころがけていることがある。 まずは内容と結びついていること。自主製作映画にありがちなことだけれど、内容は思い出せても、タイトルが思い出せない例が多すぎる。とかいいつつ、そう思うようになったのはつい最…

上映最終日

小さなスペースでの3回の上映ってことで、都合が合わないと見れないわけだ。しかしそのタイミングってのも、期が熟しているかいないかということで言い訳してもいいだろう。上映しているこちらのテンションの具合としては、この3回ってのがほどよいところ…

背徳映画祭スタート

17日よりスタート。さっそく出向いてABプロを鑑賞。伊藤隆介『パタ、パタ』が心にしみてくる。しかし「意味不明」と言われていた。心のレンズが砕けていないとしみてこないのだろうか? カメラの主観映像で夕方の、郊外っぽい巨大スーパーの前を歩いている。…

冷えた弁当でエマーソン北村を思い出す

先日の『バオバブのけじめ』の何日目か、段取りが悪くて冷えきった弁当を口にしたことがあった。その時、ふと「弁当を買いに出たまま、しばらく帰ってこなくて、逃げたかと思った頃、冷えきった弁当を持って『道に迷いました』と現れたやつがいたなぁ」と思…

『富士山へ飛ぶ夢を見るまで』のラスト

以前にちょっとだけ書いておいた最後の部分のナレーションはこうなった。 夢を見た。 俺は鳩になっている。富士山への1/32地点にあった鳩小屋の鳩だ。 飛びたつ。 マンションが見える。 馬頭観音があり、はるかかなたに冨士。 手前に黄色い少年。振り返ると…

次作品のコンセプト探索

コンセプトというより単なるきっかけ探しだ。きっかけというか、最初のカットさえ確定すればあとはなんとかなる。コンセプトはあとからついてくる。 ん? そんなふうに小説を書いた人がいたな。そうそう、石川淳だ。それはともかくとして。 今日、発見したの…

録音完了で3本とも完成

さしたるトラブルもなく録音(DVに入っている音をフィルムに録音する作業)は完了。 添付写真のような感じ。左が8ミリ映写機のフジSD20。右がDVカメラのパナソニックDE3。 フィルムに録音するってことが、言葉で説明してもピンとこない人が多いような気がす…

新作3本の録音

『武蔵野ブラウン運動』『スターレーンをめぐる円周運動』『富士山へ飛ぶ夢を見るまで』の順で録音をおこなった。そのシステムについてだけ解説しておこう。 編集時にスクリーン撮りしたDVビデオをDVデッキに入れ、そこに「オーディオインサート」をするのが…

編集作業さらに

映写機にかけて確認する。映写機はフジSD20。上映で使うのはエルモGS1200がいいが、録音性能にすぐれているのがフジのSD20とSD25だ。どちらもヤフオクでの落札価格が高い機種だろうと思う。 しかしこのSD20、なかなか動いてくれない。なにがどう機嫌を損ねて…

音楽のことをさらに

アルジェリアのポップミュージックであるライを聞いている。シェブ・ハレド、シェブ・カデールなど。乾いた音楽に安っぽい打ち込みのパーカッションがいい味を出している音楽。ちょうどハヤカワSF文庫『重力が衰えるとき』というアラブ世界が舞台のサイバー…

編集作業開始

いよいよ編集作業を開始する。 まずは手を洗う。『8マニュ』にも書いたことだが、フィルムを直接触りたいという気持ちがある。それがこちらの欲望なのだから、ひんぱんに指先の油を落としながら編集作業をすることにしている。 ヴューワーはゴコーのノンフ…