山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

編集作業さらに


映写機にかけて確認する。映写機はフジSD20。上映で使うのはエルモGS1200がいいが、録音性能にすぐれているのがフジのSD20とSD25だ。どちらもヤフオクでの落札価格が高い機種だろうと思う。
しかしこのSD20、なかなか動いてくれない。なにがどう機嫌を損ねているのかわからないのだが、モーターが正常に回ったり、ランプが点灯するまでに15分はかかる。まるで何かがゆっくり起動していて、起動が完了するまでにそれだけ時間がかかるような感じ。
脳内ノンリニア編集が効いているので、それほど直すところは発見できなかったが、ひとつだけ順番が違う場所があって、手直しを施す。映写してみながら、同時にDVカメラでスクリーン撮りをしている。脳内ノンリニア編集でまず大丈夫だった作品は、現像が上がってきた時に見た1回と、編集してビデオ撮りしながら見た今回との合計2回で、はや録音のための3回目の映写へとこぎ着けることになる。そうなれば美しい。一発で録音が成功すれば(アタマのタイミングだけ合わせて、あとは映写機での微速度調整になるので、それがうまくできれば)、4回目の映写で最終確認をして、5回目でもう上映会ってことになる。こうなればフィルムに傷がつくリスクを最小限にできるわけだ。
さて、手直しして再度スクリーンをビデオ撮り。このビデオ映像は盛大なフリッカーが乗っているが、タイミングのみ合わせるためのもの。このDVテープに、テープでのアフレコというかたちで音声を録音していくことになる。