タコ山もどきから見えるラブホは調べてみるとホント、フツーのラブホだ。つまり、バブル崩壊後のあっさりシティホテル風の部屋ばかりのようだ。ま、そういうフツーのラブホの一室にて、わけのわからない行為がおこなわれているとことに「怖さ」があるのかもしれない。しかし一方では、やはりそれにふさわしいギラギラした感じがある部屋であったほうがいいのではないかという気持ちもある。そこでいろいろと調べてみた。
いつの間にか2chにもラブホ板ができているし、ブログあり、mixiのコミュあり、紹介サイトありとなかなか花盛りの様相だ。しかしそこでは使う立場での視点しかなくて、私のように撮影するためにヘンなものを探しているという視点はなかなかない。
ラブホのガイドブックを見ても同じ、例外はアスペクトから2001年に出版された写真集「Satellite of LOVE」だ。これを見ていて添付写真の画像を見つけた。場所は神奈川県伊勢原市にあるラブホ。行けない距離ではない。この写真のようには撮れないと思うが、『ルシファーライジング』的なイメージにはぴたりと合う。
