山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

だいたい固まってきた

昨日書いたこと、つまり何人かの異形の女がラブホで何らかのパフォーマンスするという作品は、次の次にしよう。とりあえずは当初にかたちになりつつあったもの、つまりタコ山もどきのコマ撮り映像(夜間のバルブもあり)と、そこから見えるラブホの中で、男女があやしい行為(性行為をしているとおもいきや、邪教の儀式っぽくなっていく)をしているという2元中継スタイルの作品をつくり出そう。
タコ山もどきのコマ撮りはたいへんな作業だが『ロートレックの路地』などの延長線上にある撮影行為なので、精神的にはかなりラクだ。よく妄想していかないといけないのはラブホ内のことだろう。ちょっと前に出した写真集にあるラブホで撮るというのもいいが、それは次回に持ち越して、ここはタコ山もどきから見えるラブホにこだわるべきかもしれない。だから部屋的にはおもしろくない。でもそれでいいのかも。『ロートレックの路地』でもそうだったのだが、こちら(作者)が強迫観念的にいろんな要素をテンコ盛りにしてしまって、じっさいの核の部分が薄れてしまってはいけない。盛り込むのもほどほどにってことだ。ならば部屋はシンプルないまどきの、どこにでもあるようなラブホで正解なのかもしれない。
と、ここまで決まったならば、あとは出演してくれる女性させ決まれば撮影できる。ラブホでの男役はワタシがタプタプしてきた腹を恥ずかしながら露出して撮る。来週には女性役を決定し、さ来週には撮りたい。ラブホ内は一日で撮り、タコ山もどきはおそらく梅雨が明けての暑さの中なので、熱射病にならないように気をつけながらちょっとずつ撮ろう。
それからタイトルだ。ま、これはタコ山もどきを撮っているうちに頭に浮かんでくるような気がする。