山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

上映最終日


小さなスペースでの3回の上映ってことで、都合が合わないと見れないわけだ。しかしそのタイミングってのも、期が熟しているかいないかということで言い訳してもいいだろう。上映しているこちらのテンションの具合としては、この3回ってのがほどよいところなのだ。とくに上映のあと、添付写真のような酒を飲んで話すという状態になるとね。
しかし上映後にこうして話をしていると、話はいろんな方面に飛んで、まったく無軌道な状態だけれど、自分の次の作品への方向性が見えてくるような気分になってくる。あくまで気分なのだけれど。
この日、飲んでいる席では話さなかったのだが、上映しながら思ったことは、カメラが視界をさえぎっているものをポンと押して、破るなり倒すなりして視界を広げてみる運動をしたらどうかおいうことだ。べつに目新しいカメラの動きではないのだが、自律的な感じでカメラが動いているなかで、カメラじたいの物理的な重さ、その運動によって、何か視界をさえぎるものをを突破するという運動があるべきではないかと思ったのだ。
もちろんそこから「おもしろさ」「映画ならではの何か」へと導いていかないと成り立たないのは承知のこと。そんなことも含めてのモヤモヤな状態のコンセプトではある。