山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

ロケハンするのみ

R25Nが40秒ぶんしかないので、何も撮れないに等しいが、ふてくされていないで前向きな気持ちでロケハンすることにした。いつも埼玉ばかりうろついているのだが、思うところあって本日は福生羽村武蔵村山をうろつく。しかし今さっきデジカメ内のデータをパソコンに転送してみたら、昼に食べたラーメンと、おやつがわりに食べたうどんの画像しかない。つまり写真を撮るまでにいたらなかったのだ。
まずは瑞穂町の「ラウンドワン」というボウリング場を見にいった。行ってみると、所沢スターレーンとおなじくらいの高さにピンオブジェがある。しかーし、横田基地に隣接しているのね。横田基地の中には自由に入れないし、以前、基地周辺で吉増剛造さんを撮影していたら私服警官に取り囲まれたことがあった。とてもナーバスな地域なのですぐあきらめる。
そのまま多摩川あたりを走り回る。川によってできた高低差がおもしろく撮れるような場所がないだろうかとの、ばくぜんとした思いを転がしながら走行する。
そのうち羽村市に入り、前述の吉増さんを「まいまいず井戸」というところで撮影したことを思い出す。「まいまいず」というのは「かたつむり」という意味で、うずまき状に掘り下げられた井戸のこと。そこで不完全なコンセプトがひらめく。このまいまいず井戸のうずまきを井戸から外へと広げていくカメラの運動ってのはどうだろう、と。しかしオチが全然見えてこない。地図に直接うずまきを描いてみようか。うーん、羽村を起点にしたうずまきが、関東へ、日本全体へ、そして地球規模に広がっていくのはおもしろいけれど、オチが大切。あ、そういえばまいまいず井戸って右巻きかな、左巻きかな。ま、あとで確認してみよう。それによって意味合いがおおいに違ってくるだろうし。