山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

狭山湖畔にて撮影


まずは羽村のまいまいず井戸に行く。すり鉢型の井戸なので底の部分を感度25で撮れるか計測。大丈夫だった。
それからそのあたりをひとまわりしてみる。どこかに掘り出した土が持ってあるような場所、その痕跡はないかと探してみた。あればそのあとの展開にひとつ結びつくのだけれど、それらしきこじつけができそうなブツはなく、それは断念。
次に、まいまいず井戸から離れていく最初のポイントを特定し、そこまでの撮り方を考える。
それから第二のポイントを地図上から割り出して行ってみる。そこはマンションの敷地内になり、何も撮っておもしろいようなものはない。まあ、いいだろう。最初っからおもしろかったら嘘くさい。滑り出しは低調な方がいいかもしれない。
第三ポイントは日野自動車羽村工場のど真ん中あたりになる。当然ながら入れない。しか~し、ネット検索してみると、4月の最初の日曜日とかに花見のために開放するらしい。
う~む。じつはその他の撮影ポイントも、なぜか桜があって花見ができる場所なのだ。偶然なのか、それとも必然なのか。そもそものまいまいず井戸も、南西方向に桜の木がある。
べつに納期があるわけでも上映会が決定しているわけでもないので、撮影は4月に延ばそうかな。せっかちな性格なのでコンセプトが決まったらすぐに撮影に突入したいとことだけれど、これだけ桜が連続してくると、撮りこんでみたくなった。
迷ったのでその程度にして狭山湖へ向かう。夕景狙いだ。『往復V』の返信だ。
ついてみるとラッキー、くっきりと富士山が見える。すでに三脚を立てているじいさんが数人いるぞ。そのじいさんたちが見ている前で、湖に向かって疑似転落。
しかしなんで撮影になるとこういう恥知らずな行為ができるのだろう。この情熱をすこしは女性を口説くことに傾けていれば、思い出してニンマリできるような人生を送ってこれたかもしれないのに。