山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

練馬区谷原のガスタンク/田無タワー


何かの周りをぐるぐる回るという運動にこだわっている。今回ふと思ったのは「谷原のガスタンクはどうか」ということ。光が丘団地の南、目白通り沿いに複数のガスタンクがある。ここは土地がやや傾斜しているので、その高低差が出せるかと思ったのだ。
ふと思いついてデジカメでパチパチ撮ってみることにした。それをiMovieにホイホイと取り込んで試験的につなげてみてみればいいことに気づいたのだ。これは写真家の窪田浩一さんの『空1998-2004』というデジカメで撮った空(雲)の写真をつなげたDVD作品を見ていて、「そうか、最終的にはフィルムで撮るとしても、こうすれば連続した動きがどうなるかを見ることも簡単にできるな」と思ったわけ。
車を適当なところに停め、折りたたみ自転車でガスタンクの周りをデジカメで撮りながら回る。車に戻ってデジカメの液晶モニターでできるだけ早く次々と再生するだけで動画にした時の動きが読めるじゃないか。
ガスタンクが複数なので、これではだめだとすぐに判明。
そこで多摩地区で最も高い建造物である田無タワーに向かう。高さ195m。
同じように自転車で周囲を回りながらどんどんデジカメで撮ってみる。約50枚ほど。
それを帰宅してiMovieで連続した動画にして見てみる。コピー&ペーストで何回転でも増やすことができて便利だと思う。
しかし、これはサンシャインビルのまわりをぐるぐる撮影した伊藤高志作品と同じでしかない。相変わらず作品名はわからないが、重い腰を上げていま検索してみたら『悪魔の回路図』(1988年/16mm/7分)でした。
ここにさらに何かを加えなくては作品にならない。