山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

猪苗代湖の映像を買うか、買うならいくら?


まいまいず井戸からの展開のひとつが猪苗代湖なのだ。
どう表現するか。もちろん行って撮るのは簡単なこと。しかしそうでなく表現してみたい。湖の映像なんてものはウェブカメラをモニター再撮すればそれでいいだろう。逆に直接行ってしまうと、その部分だけが重くなる。
なにかブツはないかとヤフオクにアクセスして「猪苗代湖」で検索すると出て来たのが「猪苗代湖の16mmフィルム」だ。おもしろい! 映像を買ってしまおう。しょっぱなの価格は1000円だったので、反射的に入札した。誰が撮ったのかわからない映像を挿入するのは『猫夜』っぽく、さらなる世界の広がり(地理的と時間的と人的)をもたらす。
ところが、このブログを打ち込んでいる現在、私の次の次まで入札されていて、現在1900円。締め切り時間まであと1時間だ。どうしよう。
絶対に作品に必要なものだとしたら、1万円ぐらい出してもいい。しかしこの場合、絶対ではない。もっとべつのもの、たとえば湖畔につくり酒屋があったとしたらその酒とかの方がいいような気もする。
やっぱりこのまま見逃そうという気にかたむいてきた。