山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

若尾伊佐子の無音楽で即興のダンス


若尾さんは私たち実験映画系の人たちにとっては「万城目純の映画のなかでよく踊っている人」だ。その若尾さんが、何年か前から「音楽をつけず、即興で踊る」という試みをおこなっている。つい最近、そのことが話題になり、この催しを教えてくれた人がいた。さいわい横浜トリエンナーレは今日は音楽イベントで上映はない。そこで、こちらに来てみた。
場所は大塚駅からほど近いout-loungeというところ。30人も入るといっぱいになるスペース。ビルの5階だが階段で上る。
パフォーマンス終了後のトークでも若尾さんは「失敗したら目もあてられませんよね」と言っていたが、見る方にとっても強い緊張がもたらされる。しかしそれは快感でもある、なぜかしばらくすると私の脳天がしびれてきた。よくわからない、何かが共鳴?共振?したのかもしれない。
映画でもサイレント映画は映像だけで勝負することになるので決意が必要だ。私は軟弱なのだろうか、ほとんどの作品に音をつけている。
帰宅してすぐ書いたので、また明日以降になると感想が変ってくるかもしれないが、とにかくおもしろかった。いい刺激を得られたと思う。