山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

食べもの飲みもの

黒糖焼酎/有泉(ゆうせん)

有泉を醸造しているのは、沖縄まで20数キロの与論島の、唯一の蔵元「有村酒造」。 いま、まとめて届いた黒糖焼酎を順番に飲んでいるのですが、おおまかに言って淡麗系と芳醇系に分けられると思います。 しかしこの有泉だけはなんとなく他とはちがう風味があ…

奄美大島から黒糖焼酎10本届く

奄美大島にある酒店にネット注文した900ml瓶10本の黒糖焼酎が到着。25日発送だから3日がかりで東京にやってきたわけだ。船に揺られ、トラックに揺られておいしくなっていることだろう。 これで、まだ紹介していない2本を含めて、黒糖焼酎の蔵元18カ所すべて…

黒糖焼酎/弥生・荒(あらろか)

これはちょいと前に飲んだ「まんこい」と同じ蔵元。 あらろか(荒濾過)というネーミングとはうらはらに、いままで飲んだなかでもっともあっさりしている。 甘みも香りも風味も控え目。かといって水のように、というわけでもなく、喉越しはややひっかかる感…

いわて蔵ビールとあくらQボック

10年ちょいぐらい前のこと、たまたま北海道で、エチゴビールの人に出くわして飲んで語る機会があった。そのとき、きちんとしたビールをつくって、それを商売として軌道に乗せる意気込みと苦労、それから地ビールブームに乗って発生したスキルの低い醸造所へ…

黒糖焼酎に関するうんちく

●まずは添付画像。これタイ製の黒糖焼酎です。720mlで880円。お味はどうだかはわかりません。いずれ飲んでみようかとは思っています。ラベルが日本語ですが、日本市場狙いでつくったのでしょうかねぇ。いやー、しかしブラジル産の日本酒などの前例があるから…

黒糖焼酎/じょうご

ラベル、いいですねぇ。日本酒にはこういうラベルはほとんどないし、泡盛のラベルの黄色の立っている明るさとも違う感覚です。県でいえば鹿児島県だけれど、どちらかというと薩摩藩に「支配されてきた」という感覚をもつ奄美大島。かと言って琉球ともちがう…

黒糖を齧りながら黒糖焼酎を飲む

波照間島の黒糖をいただきました。 日本酒の場合だと通常はごはんをつまみにして飲んだりしないものですが、黒糖焼酎は黒糖を齧りながら飲むのもオツなものらしいです。さっそく試してみましょう。 まずは「朝日・壱乃醸」から。 あ、黒糖の風味がきわめて強…

黒糖焼酎/朝日・壱乃醸

720mlで1550円とやや高めの品。 しかしフタを開けたとたん、たちのぼる香りに驚きました。瞬間的と言ってもいいほどに、魅惑的な香りが広がったのです。 味も芳醇。ただ香りが強い、味が濃いだけではなく、洗練されていると感じました。味を構成するパーツの…

黒糖焼酎/緋寒桜

黒糖焼酎5本目は「緋寒桜」。 これまでの4本は日本酒を吟味して置いてある酒の専門店で購入したのだが、これは近所のスーパーマーケット「いなげや」で売っているものからひとつ選んだ。 味はじつに淡麗。スッと入ったあとに風味がさわやかに立ち上る。 一…

黒糖焼酎/まんこい

黒糖焼酎の4本目は「弥生」と同じ蔵元から出されている「まんこい」。 これ、この間、けっこういろいろなブログでの黒糖焼酎の感想を拾い読みしているのですが、評判いいのです。 さて、私にはどうでしょう。 「あれ?」 一口飲んでみて、これ、飲んだこと…

黒糖焼酎/まーらん舟2006

500mlで2200円ほどするちょいと高額な黒糖焼酎。蔵元は龍宮と同じ富田酒造場。 「冷凍庫に入れてキンキンに冷やして飲んでみてはいかがでしょう」と酒屋のおやじに言われて食指がうごいた。 そういえば日本酒にハマる前はウォッカをメインで飲んでいたので、…

醤油ソフトクリームは美味かった

埼玉県日高市にある弓削多醤油という醸造所が「醤遊王国」というイートイン施設をつくっている。そこで販売しているのが醤油ソフトクリーム。 これ「絶対ウマイに違いない」と思いました。HPはここ。 http://www.yugeta.com/oukoku/ 焼き団子をいただくとい…

武蔵野スタイル焼きだんごの探求

●「武蔵野スタイル焼きだんご」とは私の造語。醤油に繰り返し漬けて焼いた団子のこと。おなじ「焼きだんご」でも、全国的には甘辛のたれをつける「みたらし」の方が多勢なので区別しておこうと思った。 ●武蔵野台地は水はけがよすぎて水田がつくれない。そこ…

黒糖焼酎/「龍宮」「花おしょろ」

●しばらく芋焼酎を飲んでいたが、あまりにプレミアものが多く、入手しづらいのでアタマにきた。それと、もうひとつ、ワタシは蒸留酒はロックで飲みたいのです。かのアイラモルトも、最後に味が壊れてしまうことをわかっていながら、ロックで飲んでいました。…

製麺所を探して右往左往

うどんを食べさせる店についてはあらかた調べ尽くした。 そこでこんどは、うどん玉を販売している店を調べてみようと思ったのだった。 老夫婦でやっているような店。自宅の庭に1坪ぐらいのプレハブを建てて、そこで昼だけうどん玉を売っているような店。 し…

アメリカ人の缶コーヒーファンサイト

件名が英語表記のメールは自動的に「迷惑メールフォルダ」に入れてしまったりするのだけれど、ふと件名の「canned coffee」に惹かれてひらいてみたら、 「はじめまして。 あなたのすばらしいレトロ缶コーヒー博物館をINTERNETで見つかりました。 とても興味…

ジンギスカン軍艦@くら寿司

チェーン回転寿司店のくら寿司で見つけた品。 ジンギスカンですよ。つまり羊肉。それも冷えている。こんなのがうまいわけがないのだが、どうして? たとえばローストビーフとか、鴨ロースとか、冷えていてもOKな肉ならネタとして使えるだろう。しかしジンギ…

TOKYO BLACK@よなエール

世知辛い話だけれど「こりゃーうめー」と思っても、そこには「このうまさで、この値段だからねー」という付帯条件がつく。 日本酒について「どの蔵元がオススメ?」とはよく聞かれることで、そのたびに「黒龍」とか「東洋美人」とか「獺祭(だっさい)」とか…

ひさびさのネガヒット「洋梨茶@伊藤園」

私はかつて缶コーヒーコレクターだった。 しかしソフトドリンクの主流がコーヒーからお茶系のものへ、そして缶からペットボトルに移行するにつれて、私のフェチ心、コレクター魂をソソる製品はなくなっていった。 そんな総括はともかく、これはひさびさのネ…

ホッピーでハッピー党花見闘争

アレを披露しました。 新しい発見は、アレを生ホッピーで割っても、けっこうイケルということ。 そして、まったくもって自主製作映画の上映会といっしょで、ひとりでつくったものを参加した人にふるまって、そのつくりかたを解説したり、感想や提案をいただ…

アレを仕上げて命名する

命名。「猫勇魚(ねこいさな)」。 ラベルをさっと書く。 そのままだとワイルド過ぎるので、繊維質の部分をすくって絞り出す。 さらに、濃過ぎるので、水を加えて少し薄めるのだが、その加減を検討する。 まずまずのデキではないでしょうか。 あさってのホッ…

アレを仕込む水をどうする

米麹と米、もひとつ必要なのが水。これは水道水では絶対にダメ。水道水には殺菌作用のあるフッ素が入っているから、糀菌とか酵母とかが殺されてしまう。 これもいろんなものを試した。いちいち自慢しないけれど、湧き水を使うとして、それを採取しに行く過程…

生米麹と酒造好適米を買ってアレを仕込む

アレを今世紀になって初めてつくることになった。 そもそもいつかのムエン通信に書いたように、アレはそこらのスーパーマーケットで購入出来るものだけで制作可能だ。 しかしそれではおもしろくないので、いつもいろいろな試みをしてきた。 なので、じゅうぶ…

渦巻正宗

変った名の日本酒というのはそんなにないけれど、探してみると「オバステ正宗」とか「Aくん」とか「のうきょう娘」とか「パイン鶴」とかある。ま、このレベルどまり。 ずいぶん前のことだが、埼玉県鴻巣市あたりをうろうろしていると、目についたのが「渦巻…

新作日本酒『猫富士』(嘘)

先月の神戸で参加した現代芸術集団「空気」の定例集会で、いきなり「では、山崎さんに来月のお題をいただきたい」と振られて、私はとっさに「では富士山」と答えたのだった。 お題を出したからには何かつくって送りたい。ならば富士山系の伏流水で醸している…