山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

黒糖焼酎/まーらん舟2006


500mlで2200円ほどするちょいと高額な黒糖焼酎。蔵元は龍宮と同じ富田酒造場。
「冷凍庫に入れてキンキンに冷やして飲んでみてはいかがでしょう」と酒屋のおやじに言われて食指がうごいた。
そういえば日本酒にハマる前はウォッカをメインで飲んでいたので、常にボトルが冷凍庫にあったっけ。
しかし度数は33度。冷凍庫に入れたら少し凍りましたね。うーん、やはり40度ぐらいないとムリか。もとからとろみのある製品なので、飲み口はじつにいい。冷えたかたまりが食道から胃に落ちていき、それがやがて胃から発火していくような感覚が楽しめる。
味じたいはゴテゴテしている。濃厚なのだけれど、詰め込みすぎているかんじ。
しかし毎年異なる味になるそうだ。そのことについては年号を記すことで「ひとつ勘弁」ということらしい。ここらへんのアプローチは同じ酒質をキープすることに総力を注ぎ込む日本酒とはずいぶんちがう。南国気質ってやつでしょうかね。
変化球的なものに手を出してしまった。じつは前回の2種はまだ飲み尽くしていない。とりあえず龍宮の方を残しておいて、それを味の感想の基本にしようと思っているところです。