ひさびさのネガヒット「洋梨茶@伊藤園」
私はかつて缶コーヒーコレクターだった。
しかしソフトドリンクの主流がコーヒーからお茶系のものへ、そして缶からペットボトルに移行するにつれて、私のフェチ心、コレクター魂をソソる製品はなくなっていった。
そんな総括はともかく、これはひさびさのネガヒット。
とあるディスカウントスーパーで2本で100円で叩き売りされていたので、思わず購入。ふ~ん、洋梨ねぇ。洋梨の皮を茶にまぜたのかな、と思いながら飲んでみて「うわっ!」。マズイ。かなり、高レベルに不味い。
あわてて成分を見ると、ウーロン茶に洋梨果汁をまぜているのね、これ。しかし果汁は0.1%。想像つきます?
『缶コーヒー風景論』のなかの「ウーロンコーヒー」のところでも書いたけれど、新製品のテストを繰り返しているうちに、きっとなにがなんだかわからなくなって出してしまった品のように思う。映像作品のコンテストでも「なんでこんなものが?」と疑問に思うようなものが入選したりするけれど、それとおなじように、比較検討しているうちに感覚がズレてしまうわけだ。
いやそれにしてもひさびさのネガヒット。