山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

製麺所を探して右往左往


うどんを食べさせる店についてはあらかた調べ尽くした。
そこでこんどは、うどん玉を販売している店を調べてみようと思ったのだった。
老夫婦でやっているような店。自宅の庭に1坪ぐらいのプレハブを建てて、そこで昼だけうどん玉を売っているような店。
しかーし、google検索をいろいろやってみても、自分が知っているいくつかの店さえも出てこない。
そこで、とりあえずyahoo電話帳を調べてみる。「製麺所」カテゴリを見て、東大和、所沢、入間、狭山あたりにある製麺所のうち「株式会社」がついているものを除いて直接訪問してみよう、と思ったのだ。
電話して確認した方が早いわけだけれど、玉売りしていないとしても、どんな立地に「製麺所」が存在するかを確かめておいてソンはない。
結果的に、とてもおもしろかった。
いままで、まったく気にしなかった場所に製麺所があったり、道路が狭かったり、袋小路になっているところに製麺所があったりしたのだった。「製麺所を探す」という目的によって、これまで立ち入ることのなかったいくつかのゾーンを開発したような気分になった。
画像はそのひとつ。
看板は出ていない。べつに小売りしているわけではないから、看板の必要性がないのだろう。
左奥に鳥居が見えるが、鳥居と製麺所のあいだには小さな川が流れている。それで、私は「もしかすると、昔はここに水車があって、その力で製粉していたのかもね」と思ったのだった。じっさいに今でも、水車を使って製粉しているところがあるとうどん屋さんに聞いたことがある。