山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

集スト車はゾロ目・連番(妄想の伝染その3)


「私はたくさんの人間の連携プレイでストーカー行為などのいやがらせを受けている」という妄想が「集団ストーカー妄想」。
それじだいはとくに目新しいことはないけれど、そのなかで「これはないだろうよ」と思うことがある。それが「いやがらせに使われる車のナンバーに特徴があって、ナンバーの一部がゾロ目(同じ数字が並んでいること)だったり連番(2の右横に3という具合に昇順につながっている)である」という妄想だ。
そもそも、車のナンバーは4つの数字の組み合わせ。調べてみると末尾が「42」「49」は発行されないとのことなので全部で9799通りあることになる。そのどこかに「11/22/33/44/55/66/77/88/99」を含むものと「12/23/34/45/56/67/78/89」を含むものがどのくらいの割合あるかを計算してみる。すると、なんと5100にものぼることがわかる。
つまり、目の前を通る車の半分以上が、そのナンバーのどこかにゾロ目ないし連番を含んでいることになるわけだ。「ゾロ目あるいは連番のナンバーの車が自分の前にあらわれること」は、さほど珍しいことではない。
だけれども被害妄想という病に取り憑かれると、それがすべて自分にストーカー行為を仕掛けてくる対象に思えるわけだし、なによりも「ゾロ目・連番のナンバーの車」を加害者だと思うことじたいが常識からはずれた思考にはまっていると言えるだろう。
滑稽でさえある。
たぶん、誰かが言い出したことなのだろう。
それが「そう言われてみればそうだ」と妄想が伝染していく。その滑稽さや奇妙さはいっさい顧みられることがない。なぜそうなのかという問いが発せられることはなく、ただ「そうなんだ。そういえば」というふうに妄想が伝染しているようだ。
画像は私の家の車。うちも連番ですね。しかも3連。
そういえば外塀に公明党のポスターも貼られている。きっと「集団ストーカー被害者」にとってみれば、公明党と並んで共産党民主党のポスターも貼られていることなど目に入らず「公明党のポスターがあり、車のナンバーが連番」ということで「一味のもの認定」になっちゃうのかも。