山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

2010-01-01から1年間の記事一覧

8ミリフィルム映画祭2010秋

だいぶ開催が迫ってきてしまいしたが、今期もやります8ミリフィルム映画祭2010秋@neoneo坐。 ぜんぶで7プログラムです。5日(金)の夜に大木裕之プログラムがあり、あとは6日(土)と7日(日)に3プロずつ。 私の作品は今回は『非解釈』と『虚港』の2つ。 …

突然『うずまきの彼方へ』『VMの漂流』上映

いつも公演の記録映像を撮っている三日月バビロンの公演が来年に延期になってしまって、しかし会場(ザムザ@阿佐ヶ谷)を押さえてあるので、何かイベントをしようという話になった。 そこで「こういう時には映画で助太刀いたす」とメールしていたのですが、…

666ナンバーの車とすれ違う

対向車線を「・666」の車とすれ違いました。「あっ」と思い、とっさにUターンして後を追おうかと思ったのでした。ビデオカメラも三脚もいつも車に積んであるし。 でも練馬ナンバーだったんですよねぇ。そこがちょっとイマイチ。どうせなら「多摩」「所沢」「…

神楽坂8ミリワークショップ2010秋

あまりレポすることないけれど、neoneo坐での8ミリフィルム映画祭の前には、神楽坂で8ミリワークショップをおこなうのが恒例になっています。 神楽坂の石畳の路地ってのは、東京の路地のなかでは有名どころだけれど「名物に美味いものなし」の典型例でもあ…

いつものやつ@武蔵村山市残堀その2

いい物件は集中して存在する。 と前から何回か書いていますが、これも昨日の物件からほど近いところにあります。 おもしろい。カテゴリ的には「退色」にすべきなのかもしれません。それとも剥がれたのか、そうだとしたら「剥落」か。 武蔵村山市残堀。もっと…

いつものやつ@武蔵村山市残堀その1

例のやつです。通学路標識。 これはしかし汚れまくっていますね。誰かがわざとこうしたとは見えないので、何らかの事情でこうなっちまったのでしょう。 ここ「残堀」は「ざんぼり」と読みます。残堀に来ると、自動的に私は「(ジャンボリーのメロディで)♫ザ…

ホームムービーデイ小平

世界的な規模で催されている「ホームムービーデイ」が昨日開催されました。趣旨からいって地元の近くの会場に参加するものでしょうから、私は小平会場に参加。これで小平での開催も4回目になります。 今回は関根博之さんにも声をかけ、参加いただくことに。 …

上福岡駅ちかくのUCC自販機

車で走っていると「あ、あそこに廃自販機」「お、ここに投棄車両」とセンサーがふれることが多い。 けれども大半はわざわざ停車したりUターンしたりして画像におさめるほどのものではなかったりする。 今回のこいつはたまたま踏切での停車中、横をみるとあっ…

シネヴィスシネマ2010グランプリは津野愛『ランドリー』

10日11日と神楽坂のシアターイワトにて、シネヴィスシネマ2010上映会がありました。昨年の坐高円寺は劇場側のスタッフの態度が悪くてムカついたものだけれど、こちらシアターイワトは親切でおおいに助かりました。ここって黒テントがやっている場所なのね。…

わせになるアイスクリーム

採集場所は伊豆の伊東市の観光フェリーが出るところ。 もちろん下部に正解があるように「しあわせになる」がどういうわけか剥落したものだろうけれど、最初見たときは「わせになる」という方言があるのかと勘違いしてしまったぞ。

佐藤真『保育園の日曜日』でマルフク看板を発見

2007年に亡くなられたドキュメンタリー映画監督、佐藤真さんの作品『保育園の日曜日』のなかでマルフク看板を発見。 添付画像に映っている人が佐藤監督です。 この人とすれ違ったままになってしまったいきさつは、前にも書いたかもしれないけれど、来週書く…

舞台上で自家現像実演する

ありゃりゃピンボケ。 これは10月3日にディプラッツ@神楽坂でおこなわれた万城目純さんの即興演劇公演のゲネプロでの1ショット。 私は舞台の端でその当日に万城目さんの撮った8ミリフィルムを現像する役目。 いやー、失敗したら恥をさらすことになるので、…

パーソナルフォーカス2009-2010

これが最後かと噂されるパーソナルフォーカスの東京上映。 19日にキノキュッヘ@国立、20日にラ・カメラでの上映を終えた。今回はあと一カ所、シャトー2F@武蔵小金井での上映が予定されている。(JR中央線武蔵小金井駅南口を出て、ロータリー肥大手の商店街…

新作『1979/2010』の音楽作成

つなぎ終わったら、お次の作業は音づくり。 今回の作品は、撮影中にすでにアタマの中で太鼓の音がポンポンとのんびり響いていたので、それでいこうと思う。 使用アプリは『マルフク百景』『クラゲと亀裂』とおなじGarageBand。前回『クラゲと亀裂』ではすで…

新作『1979/2010』つなぎ終わる

あと1週間で公開の新作『1979/2010』の編集作業をしている。告知ハガキには10分(予定)と入れていたけれど、どうやら14分の作品になりそうだということが見えてきた。 コンセプト的にはきわめて単純で、1979年に自転車でさまよい走りながら、あちこちで撮っ…

所沢市にて純粋階段を発見

「純粋階段」というのはトマソン物件用語。 しかし「トマソン物件」というカテゴリをつくっていないので、便宜的に「ナチュラルハイ」に入れておくことにしましょう。「トマソン物件」を嫌っているわけではないんだけれど、一部にはこれまで認定された「トマ…

ラ・カメラ2010年9月上映告知

プログラムは決まっていましたが、告知ハガキができあがり、日程も近づいてきましたので記事にします。 今回も3プログラムで、それぞれ3回上映。 ゲスト作品は宮田靖子さんの『月日譚』。傑作ですよ。 Aプロ 山田勇男『鏡の鏡』2008年/8ミリフィルム/19分(…

小平霊園で666を探す

「666は獣の数字」というのは聖書からきている、ということで、武蔵野台地の666ネタとしては、宗教とかからんだ何かがほしい。なんだろうと考えて、ふと思いついたのが「霊園でなにかないかたとえば大きな霊園の区画で6区6番6号の墓とか」と思ったのだった。…

立川市柴崎町の錆び物件

車で走っていてふと見かけ、急停車して車を降り、ちょいと撮影。 錆び看板物件です。じつにいい具合。あとどのくら経過すると「全部錆びただけの看板」になってしまうのでしょうね?

デモンズソウル(PS3)

たいへん評価の高いアクションRPGゲーム。 プレイ時間は110時間ほどでラスボス撃破してクリア。 はい。まちがいなく「神ゲー」だと思います。素晴らしい。 剣と魔法の世界ですが、日本製。なのでじつにじつに緻密につくりこまれています。物語性は薄く、ひた…

666番地にあるキリスト教会

666関係の物件をネット調べをしていると、ちょいとおもしろいものを発見しました。 表題のとおり、666番地に建っているキリスト教会です。 場所は埼玉県三郷市。 ホームページはこちら。 どうなんでしょうね。キリスト教的には「666なんてどってことねぇや」…

電話番号の666で連続フラれ

なかなかうまくいかないものです。 こちら 立川市栄町4-23-13。 うーむ残念。 上のストリートビュー画像のリサイクルショップはもう存在していなかった。 けっこう大きめの看板に電話番号中に「666」があり、「やった! もらいっ!」と喜んだのに。 と思って…

武蔵野台地の6丁目66番地

以前『虚港』という映画のなかで「6丁目6番地」を探し歩くシーンを撮ったことがある。6の6。できれば悪魔の数字「666」にしたかったけれど、電柱などに表示されている数字は丁目と番地の2つだけだから、そこは妥協して6の6にした。 ところで、つい先日、ふと…

武蔵野台地の範囲とは

このところ自分では「フィールドワーク型作品」と言っているけれど、街をさまよいながらあるコンセプトに基づいて採集してきた映像を並べるというタイプの作品が続いている。 そうなると、やはりその採集の範囲を自分なりに決めたほうがいいような気がしてき…

三日月バビロン『アルカディアの夏』

昨年の『琥珀ノ宴』から半年、またしても新作が披露されました。 夏休みを間近にひかえた全寮制男子校が舞台。んもー、初夏の気候そのまま浮かれた気分のちょっと熱っぽい少年たちの妄想を妄想する物語。ネタばれになるからくわしくは書かない。 しかしなが…

これもクオリティ高いですねぇ

「クオリティ」なんて書いてから「クオリティはちがうな」と思うワタシ。 んー、でもそう思ってしまうのですよね。「この錆び具合」「この時代落ちの加減」「この退色感」などいろんなこちらのツボがあって、それらをことごとく満たしている感じ。 採集場所…

毛呂山町にていい物件を発見

うろうろと住宅地を徘徊していると、いい投棄車両物件を見つけましたよ。 埼玉県の毛呂山町ってところ。埼玉平成高校という学校がありまして、その西の方の住宅地のなかにありました。 ありがちな投棄車両にはカメラを向ける気さえしないわけですが、これは…

中途放棄したゲーム3つ

『オブリビオン』があまりにも海外ゲームくさくて、なんとなく日本のゲームっぽいものがやりたかった。洋風ゲームでなく和風ゲーム。って、何も平将門や安倍晴明が大活躍するゲームという意味ではなくて、まー、「萌え」とか、それを裏打ちするような「鬱」…

新作のための撮影その2

撮影をはじめて思い知ったことだが、30年も経過してしまうと、まったく同じ場所で同じカメラポジションで撮っても、周囲の景色が一変してしまっているせいで、わざわざ同じ場所で撮る意味がなくなってしまっていることも多い。 というわけで、どこだかわから…

新作のための撮影その1

9月にラ・カメラで上映会があるので、できれば新作を1つぐらい発表したい。 真夏は暑いし、その前は梅雨だから、いまのうちに何か撮っておかなくちゃ、とつらつら考えをめぐらせていた。 ラ・カメラのあと、10月の半ばにはホームムービーデイもある。私はこ…