山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

映像のエロ表現その4/女子プロレス


女子プロレスはじつはさほどエロくはないけれど、女子プロレスのおもしろさを構成している要素のひとつにエロがあることはまちがいない。
では、その「エロ」とはどんなものなのか。
男子プロレスの主要テーマである「肉体や精神の強さと、強さへと向っていくことの表現」とはかなり異なって、女子プロレスの主要な表現テーマは「感情の爆発的高揚」だ。
アスリートとしてへなちょこでは成り立たないのではあるけれど、それに加えて、感情の高まりを観客に伝達する表現力が求められる。
つまり女子プロレスでスターになるためには「女優力」が必要とされるのだ。これは映画や演劇の女優さんだけでなく、アダルトビデオの女優さんにも求められる才能だろう。
とくに「感情の高揚の表現」が最重要ポイントとなる点において、女子プロレスラーとアダルトビデオ女優さんは共通する技能が要求される職種であると言ってもいい。
で、ですね。ここからが重要なのですが、もちろん「エロ表現」ではない女子プロレスは、古くは中卒で入ってきて、練習生を経てプロテストに合格してデビューするわけでして、つまり15歳デビューはざらにいたわけですよね。
それが最近では、以前から書いているように、小学生女子プロレスラー、中学生女子プロレスラーなんてのも存在するようになりました。
添付画像は納見佳容というプロレスラーです。まー、わりとアイドルっぽい美形な存在でしたが、もう引退してます。
ウィキペディアを見ると1995年10月デビューだとか。
ということは、私がはじめて納見佳容を目撃したのは1995年の8月ということになります。
場所はたしか埼玉県桶川市のどこかの野外会場でした。野外会場で、もうすぐデビューする新人レスラーを紹介してたのね。
で、そういうのは何回も見ていまして、たいていそういう場合はジャージ姿でリングに上がって、初々しく緊張の面持ちで観客に礼して終わり。だけど、このときはジャージ姿ではなかった。なんと、なんと、スクール水着だったのでした。お、おお、おおお。
なんだか細いコだねえ。大丈夫かな。すぐケガして引退するパターンかな。なんてながめておりました。
いや、ホント、あのケツのあたりが……。まるで細身の少年のようだな。
で、真夏で野外で、リングには照明が集中してますから、やたらと虫が飛び交っているわけですよ。けっこうデカい蛾とか、甲虫類などもブンブンと。
そんな虫たちの乱舞と、スクール水着と、そのスクール水着もだぶついてしまうようなお尻とが……。
強く印象に残っております。
もちろんそんな光景のBGMには角掛留造の「あと千円で座れるよー」というダミ声と、いまは亡き松永会長のつくる焼きそばのソースの匂い……。