山崎幹夫の各種センサー

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自作品ヒロイン列伝その5/伊東香穂里さん


『虚港』に出演していただいた伊東さんは小劇場演劇をずっとやってきた人。とある人の紹介で、この映画への出演候補者として最初に会ったときに着ていたものがインパクトありました。
それが画像のやつです。『虚港』の最後の方の、画家(使用させてもらったアトリエは田谷京子さんという銀河画報社のスタッフでもあった人のところ)の役をしているショット。このときに着ているツナギを、最初に会ったときも着ていたのだった。
すごいアンバランス。浅丘ルリ子なみの30kg台の細い身体であのお顔ですから、とてもガテン系職業だとは思えない。でもそこが小劇場演劇の人なんだよね。ホントにガテン系のバイトしていて、その帰りだったものだから、ツナギ着てそのまんま待ち合わせ場所に来たわけですよ。
まるでちぐはぐなコスプレでもしているかのように見えました。

というわけで、なんでヒロイン連載したかというと「それで6人目のヒロインはこの人!」というふうにしたかったわけですよ。
すでに決まっているんですが、スケジュールの都合上、撮影は年明けてから3月ぐらいにして、4月のラ・カメラで公開する予定。
そう「予定」なので、ここではまだ紹介いたしません。
それと、1998年ぐらいに撮影して、まだ公開していない作品『Like a Heavenly Edge』というのがありまして、ここでは2人のヒロインがいるのね。フィルムは手元にあるからアップ画像をつくって紹介することは簡単なのだけれど、そもそも公開していないわけだから「自作品のヒロイン」として紹介するのは反則行為かと思って。

というわけで自分語りはこれで終わりにして、次からはまた客観的な記載に戻ることにしましょう。