2008-03-11 ていねいに修復されている波板 亀裂 もう変色して、ヨレヨレになっている波板が、じつにていねいに修復されています。 ここでひとつ「現状復帰するのでなく、それでも修復されているものにぐっとくる」という自分の感性を確認できます。 壊れたものが放置されてとめどなく崩壊していくありさまは、醜悪でしかない場面と、ぐっとくる場面をつくりだしますが、壊れたものの修復もまた、何か、コトバでぺらりと表現できないちからを生み出します。