山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

わりかし見事に亀裂修復の走っている家@所沢市和ヶ原


同じような物件を何度か紹介していますが、これ、正確には「亀裂」というか「亀裂修復」なんですよね。
モルタル素材の外壁の亀裂は、経年変化で必然だとして、それをパテとかの修復材で埋めて、そのあとに塗り直しをするのがたぶん通常の手順なんでしょう。
でも塗り直しするまでの資金がなかったり、まったく外観にこだわらない住人だったりして、こういうふうな家ができあがるのだと思います。
↑なんか説明的でつまらないけど、一度は書いておこうと思っていたので失礼。
で、いつも想像してしまうのは「再開発されていない土地の地図みたいだよなあ」ということです。窓(とくに出窓)の角のところから亀裂が走っているという法則を除いては、ずいぶんとデタラメのように見える。
でもじつはこれが宝の地図だったりとか、もう失われてしまった古代文字だったりとかと思ったりするのが楽しいのですよね。
トマソン物件ではないけれど、インスタレーション作品みたいで、ちょっとアート鑑賞っぽい感じもあるし。
ここのところ連続で貼っていますが、これも所沢なのでgoogleストリートビューで見れます。こちらです