山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

ブロック塀の傷跡


ブロックってのはけっこう弱いもので、我が家もブロック塀なのだけれど、植物を刈り取ってみると、植物が何年にもわたってこすった痕跡が、傷跡のように刻まれていたりする。なるほど「じゅげむじゅげむ」の落語にあるように、硬いものを柔らかいものがこするのでも、執拗に続けられれば硬いものでも磨耗していくわけなのね、と思うのですよ。
さてこのブロック塀は、補修してあります。
で、補修したところが盛り上がっています。
「どうせならちょっとよけいに塗っておきましょうわい」という気持ちなのだろうけれど、私にはこれが妙にナマナマしく感じられてしまってパチリ。
まるで生き物の傷跡が、それが回復したあとに盛り上がって硬くなっているようじゃないですか。
かなり神経質な感じ方かもしれないけれど、ドキリとしたのでした。