山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

『うろつきズム論ノート』制作メモその3


保存してある8ミリビデオのストックから、この作品で使えるフッテージの入っているカセットを選び出してきた。
全部で8つのカセットだ。
8ミリビデオカメラを買ったとき、とにかく新鮮だったのが「1時間ぐらい連続して撮影できる」ということだった。テープは2時間あるけれど、バッテリーの限界があるので、続けて撮り続けられるのは1時間ぐらいだったと思う。
そこでさっそくカメラを持ったまま、だらだら夜の街を歩いてみたのだった。
その記録はある時「これはこの街で20年前から住んでいる人にとっては貴重な記録であり、喜ばれるかもしれない」と思ってYouTubeにアップしたのだった。
そのひとつがこれです。
「1990年の所沢プロペ通り」
いま見てみると16585のヒット数がある。
この8本にはその所沢のフッテージも含まれている。
1本2時間だとすると16時間の元ネタがあるわけだ。
何を選び出して、どうつなげ、どんなナレーションを入れるか。音楽はつけるかつけないか。
それらのことを15日までに判断することにしよう。
YouTubeにアップしたこれらの所沢の映像は、撮り方も荒っぽいし、新作のなかには使わないことにしよう。
それよりも、そのあと、夜の街をさまよい歩いて撮った映像や、東京やそれ以外の街で路地をさがして撮った映像の方が魅力的であるように感じた。
現時点でカセット3本をメモ書きしたり、あるいは早送りしたりして見た。
こんな調子で明日もこの作業を続行しようと思う。