山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

2007-01-01から1年間の記事一覧

通りすがりのトラック

前を走っているトラックの後部になにか書かれているのだけれど、それが判読できません。 右側は0997かな。 判読できたからと言って、それで何か納得できることがあるわけではないのだけれど、ちょうど読めそうで読めない微妙なかすれ具合なもので、デジカメ…

太陽と風を利用した健康住宅withマルフク

通りがかりにマルフク看板がよいインスタレーション状態になっているのを発見。 パチリ。 いま改めて見てみると、下に置かれた看板には「太陽と風を利用した健康住宅」と書いてある。 クスッ。 たしかに。後ろの物置小屋は太陽の光が差し込むし、風は吹き抜…

こりゃ「注」の字、どっち向いてんの

よく見るといちど退色してしまったものに、赤テープを貼っていますね。 それにしても「注」がよそ見をしています。 なんでこうなったのか、誰か直す人はいないのか。

おお、神は強し

これもキリスト看板のひとつなのですが、初期のものなのでしょうか、おなじみの黒地に黄色ではないですね。 で、見ての通り、ボロボロです。 波板に貼ったのも影響しているのでしょうか、看板じたいが砕けてしまってます。 ところがっ! 「神」の字だけは最…

PKD『宇宙の操り人形』

主人公が故郷の町を訪問してみると、自分の記憶とまったく異なることに気づく。しかも自分がその町で生きていた痕跡も発見できない。記憶がすり替えられたのか? まるで「ミステリーゾーン」のような出だし。かつ、ディックお得意の世界。 安直なオチに持っ…

ムエタイ選手の名のような

メノソレム。 後楽園ホールにてタイトルマッチ防衛戦をおこなうムエタイ選手の名前のようになっています。 青梅街道の旧道沿い、武蔵村山市役所の東の方のどこかで採集。

川越市笠幡の廃自販機

県道15号沿いにて発見した廃自販機。 缶は撤去されていて、上部にはサビが見えます。ポスターを貼った形跡も残っています。この家じたいが取り壊されるらしく、工具類が家のまわりを囲んでいました。 もはや風前の灯火という感じで、諦めきったような表情を…

ビ・・・・・ン

「ビ」と「ン」の間がみょうに開いています。 ま、それだけのことなんですが、一度車で通り過ぎてから、「やはり気になる」と一歩通行の道を50mぐらいバックして撮りました。 採集地は川越市的場。

PKD『偶然世界』

スマン、80ページぐらいで挫折した。 ディック本人が認めているように『非Aの世界』などのSF作家、ヴァン・ヴォート(発音的にヴォークトは誤りなのでこう書きます)の影響が強い作品。 ヴァン・ヴォートだけに限った作風ではないけれど、50年代アメリカ産SF…

よい子はここで遊ばない

古びているわけでもないのに、これはなぜかソソります。 なぜだろうと考えつつ、シャッターを押していました。 たぶん、何か、あっけらかんとしたものがあるところが心にひっかかったのではないかな。 スコンと抜けてますよね。「何が?」と言われると困るの…

くっ、まだ燃え尽きちゃいないぜ

もうヘロヘロです。 字だって読めません。なのにみずから安全ロープで電柱に縛り付け、表題のようなセリフを吐いているような感じ。 痛々しいって感じを少し通り過ぎています。 根が頑固なんでしょうねぇ。 職場で倒れて、そのまま死ぬことを美学にして生き…

PKD『高い城の男』

ヒューゴー賞受賞作であるからディックの出世作になるのだろう。 第二次世界大戦でドイツ、日本、イタリアが勝った世界での、例によってサンフランシスコを舞台にした話。 あまりSF的なギミックは繰り出されない。 複数の登場人物による話で、心理描写なども…

ご立派錆び看板と白骨マルフク

これもコメントいらず。 「ほお」と思わず魅せられてしまいます。 向こうにあるのは白骨化したマルフク看板。 採集地は入間市上小谷田。

2007年11月のイベント

モデム故障で更新できませんでしたが、復旧したので11月のイベントを列記します。 ●すでに今日のことになってしまいますが、11月4日、neoneo坐「秋のフィルム収穫祭」最終日で、18時からの回にて『VMの夢想』を上映します。 ●11月10日は「神楽坂で8ミリを…

わかりやすい退色看板@所沢

これはわかりやすいですね。 所沢市のあちこちで見かけるシロモノです。

デブと自転車と大型犬お断り

東村山の青葉町に全生園というハンセン氏病の療養施設があります。これはその入口のひとつ。 自由に出入りできるので、犬の散歩とかしている人が多いのです。私も「何か使えないかな」と、納品業者のフリをして車で入ってさんざん見て回ったことがあります。…

痛々しくねじ折れてます

このねじれかたは痛々しい。 何がどうして、何のうらみがあってこんなかたちにボコられたのか。 中途の部分がくにゅーっと折れ曲がっているのが、じつに痛々しい。 電柱に損傷が見えないので、うっぷんの溜まった人が「んなろー!」と暴行したのでしょうかね…

右からも左からもの三恵病院

右からも左からもぶつけられて、駐車場の立て看板がこんな状態になっています。 ちなみに、三恵病院は精神病院。東村山市の青葉町にあります。 二階までも窓の外には鉄格子があります。 中学生のときだったか、このそばを通りがかりにふと建物を見上げると、…

私たちが正統です。それで決まりです

東松山シリーズの最後になります。 これもインパクトあるよなー。 「私たちは正統派です」ときっぱり言い切っています。きっぱり言い切れるから看板も出しているし、正式な団体名称にもしています。 しかしなー。 ………。 調べると事情はいろいろと判明してく…

月星シューズの「なかよし」

これはストレート系です。 つまり、なにかイデオロギーとか前知識(素養)とかが必要なわけでなくセンサー直撃してくるシロモノということ。 東松山市(なんとまだ東松山ネタが尽きません)の路地裏にあり、ゴミほうき置きに身をやつしております。湊谷夢吉…

看板の左端にチラリ見えているものは何?

なんでしょう。赤いものがほんのチラリと見えています。 こういうのって、気になる。気になる。とてーも、気になる。 おそらくは、別な場所で使っていた看板を「捨てるにはもったいねぇ」と、こちらに取り付けたのでしょう。 その際、縦が足りなかったり、横…

PKD『逆まわりの世界』

こりゃつまらんワ。 時間が逆に流れてしまうようになった世界という設定が、すごくムリがある。 ハードSF的に強引に説明をしてしまって、その強引さが魅力であるようなシロモノはディックには書けないだろうし、なにかつじつま合わせのような描写が、異物が…

デスマッチの切り株

有刺鉄線がまきついております。 なにか過剰なまでにトゲトゲによって防衛しているようなものがありますよね。 それって、おそらくは強迫神経症っぽい心理によってつくられたのだろうけれど、私にとっては全部「デスマッチ系」ですな。 でもこの写真の場合は…

錆び缶の鉄骨挿し缶

『缶コーヒー風景論』という本が私の最初の単独著作になるのだけれど、そのなかで街場に放置されている缶をいろいろと名づけたもんだ。 よくあるのが、剥き出しになっている鉄骨に空き缶を挿してあるもの。 これもそのひとつだけれど、そのような状態になっ…

金貸しどもに囲まれたキリスト

見てのとおりです。 「おらおらおら、キリスト看板さんよぉ」 取り囲んでおります。 「人の罪を負ったぁ? 笑わせるじゃないのぉ」 とか言ってせせら笑っているようです。 つくづくキリスト教関係ってのは「迫害」とか「多勢に無勢」が似合っているなぁと思…

西武園プールの私と妹(1969年)

ありゃー、昨日アップした記事が反映されてないぞ。どうやら送信忘れしたようだ。 そんな呆然とした思いで一昨日の記事をながめているうちに思い出したことがある。 私の作品『極星』のなかで引用した、自分が親に撮られた8ミリフィルム映像の一ショットだ…

記憶は水のなかに沈んでいる

「ここは通学路です」という表示なのだろう。しかしひび割れている。そのひび割れかたが、どこか脳内で剥落していく記憶のかたちに似ているように思う。 兄と妹、という感じの人物2名も、部分が剥落して、地の色である水色に浸食されている。それが、記憶が…

メイドの技術とは何?

採集地は清瀬市。これまた赤信号で停まっていて、ふと見るとまず「メイドの技術」と読めた。 「ふ~ん」と文字の意味が脳内にしみていくと同時に「それ何よ」。 あらためて見てみれば「オーダーメイドの技術」ってわけで、なるほど洋服仕立て屋さんでした。…

PKD『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』

ごぞんじ映画『ブレードランナー』の原作。 なので読んでいてついつい映画のイメージが混入してくるので困る。 主人公の容姿があまり描写されないので、ついハリソン・フォードを当てはめて想像しているのだけれど、260ページで「毛のないすべすべした丸顔の…

ラブホOxy近くの廃自販機

採集地は埼玉県日高市。向こうに『予感』の撮影で使ったラブホOxyが見えています。田木という交差点。国道407です。 この廃自販機はかなり汚れておりますなぁ。 貼り紙された跡があり、落書き、退色があってさびれ果てています。ここまで無惨なありさまを晒…