山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

FANTASY LIFE (3DS)


アクションRPG
プレイ時間は68時間。
収集してアイテムを製作する要素が大きいゲームだが、ストーリーもちゃんとある。
全12種の職業をそこそこ進めて、ストーリーも最期まで進めて「ま、このへんでいいか」という気分になった。
基本、悪意というものが出てこないストーリーで、グラフィックはレベル5という会社が製作したので同じ会社のつくったドラクエ9に酷似している。
ほのぼのとした雰囲気でプレイしてもらうことが目標であり、ほのぼのとした気分で楽しんでプレイできたのだけれど、途中で同じくほのぼの感が売りの「マザー」シリーズを思い出してしまうと、圧倒的なシナリオ力の差を感じてしまった。
「マザー」は糸井重里がシナリオを書いていて、現在までに3作発表されているゲーム。ゲーム性という部分では疑問が残るところもあるが、台詞のおもしろさはこれまでプレイしたゲームのなかでは最高峰だった。
「FANNTASY LIFE」がシナリオを軽視してつくられているというわけではないけれど、悪意をもったものを存在させずにストーリーを進行させるならば、必然的に台詞まわしのおもしろさとか、ストーリー展開そのもののアクロバットでプレイヤーを惹きつけていかなくてはならない。その点は、このゲームはいまいちだった。残念。

お次はPS3に戻って「The Last of Us」。