『もうひとつの異国』完成
7月26日に上映する新作『もうひとつの異国』がなんとか完成。
チラシ掲載のとおり20分の作品になりました。
作品というのがちょっと気恥ずかしいような、あまりメリハリない映像なんですけど。
そもそもが山田さんの映画のためにロケハンで行ったサハリンでの、記録用のビデオがもとになっていて、120分ほどあるもと映像を20分につまんだけのシロモノ。
でもロケハンに行った1994年からいままで、山田さんがスケッチ的に撮影した8ミリフィルムの方は『異国』というタイトルの小品として完成し、つい先日のラ・カメラでも上映したばかり。
そちらを観ている人にとっては、同時に、いっしょに行動してたカメラが捉えたもうひとつの映像として、それなりに新鮮に観てもらえるのではないでしょうか。
山田さんの『異国』はある意味、映像と同時に音楽が強力なマッチングとなっているので、自分の『もうひとつの異国』の方はどうしようか、かなり考慮しました。
結果的に、これまで何回かやってきたように、ロシア語のラジオ放送の音を流すことにしました。
さて、どのくらいの人が観にきてくれるのか、ちょいと不安もありますが、上映後はneoneo坐での恒例で、その場所で1000円で食べ物とワンドリンクついての打ち上げもあります。