山崎幹夫の各種センサー

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ラジアータストーリーズ(PS2)


とあるゲームソフト店で中古で580円。かなり安い。
しかしこのゲーム、ファミコン通信のレビュー評価では「プラチナ殿堂入り」という、最高ランクの評価を得ている。ま、やってみましょうか、と購入。
はじめてから数時間は苦痛の連続だった。
まず画像にあるのが主人公とヒロイン。好きずきだろうけれど、目の大きな描画になじめない。さらに、主人公の少年がお調子者なのね。なんだかなぁ。
で、出てくる人間以外のキャラクターが、ドワーフ、ゴブリン、エルフ、オークと来たもんだ。剣と魔法の疑似中世世界ねぇ。ああ食傷気味。
さらに、フィールドでは自由に動けない。3D描画で、かなり遠くでも動いて描写されているんだけれど、主人公は道路の上しか動けない仕様になっている。これはけっこうストレス感じます。
というわけで「やめちまおうかなぁ、580円だし」と思っていたのだが、わりと唐突におもしろくなってくる。
急に行動範囲が広くなり、クエスト(ミッション)も一本道ではなくなる。
中盤はまずまずおもしろくプレイできました。
ところがっ。
序盤ののんびりしたノリはどこへやら、終盤、やけに深刻になってくる。また、シナリオの伏線もアラがあって、主人公がいきなり「父の仇だぁー」とか言って戦闘になるけれど、プレイヤーとしては「えー、聞いてないよー」です。そんな感じで物語の緊張が不自然に荒れてくる。
で、なんだかんだでラスボス戦。ありゃー、一回目の遭遇で倒しちゃったよ。お約束の「変身」もないし。
総プレイ時間は40時間以下。
でもこれ、2周、3周させたいようですね。途中に重大な選択肢が設けられていて、そこで物語がまったく反対方向に分かれていく仕組みになっているし、1回目のプレイでは謎の多くが解明されてないし。
⒉周目以降は、強さが維持されて継続できるらしいのでサクサク進むことでしょう。でも私はいいや。まずまず遊べたけれど、入れ込んだり惚れ込んだりするデキではありませんでした。