山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

ようやく清瀬でソソる路地を発見


さらに路地を求めてうろつく。
まずは「住宅街を歩いていると、にゅうっとD51蒸気機関車が現われるというのはどうだ」と思った。東村山の運動公園にD51が置いてあるのだけれど、その裏の住宅地からだと、唐突にD51が現われるように見えるかもしれないと思ったのだ。
しかし現地で確かめてみたが、イマイチ。
なじみのうどん屋で店主と雑談する。いいうどん粉は、手で練っているとまとわりついてくるような感触があると言う。おもしろい。手でこねくりまわしながら食べるインドの食文化を、私は「目で味わい、手で味わい、そして舌で味わう」と表現したけれど、それらは分離しているのでなく、もっと密接にからまりあっているのだろう。
うどん屋を出てハンセン氏病施設である「全生園」に入る。ここは自由に出入りできる。もちろん撮影してたら叱られるかもしれないけれど、その時はその時だと思ったのだった。広大な敷地には罹患者のための木造長屋がたくさん建っている。その他、フツーの街では見られないようなものがたくさんあるのだ。たとえば電話ボックスがあるけれど、その中にあるのはオフィスにあるような内線電話だったりする。また、目の見えない人も多いようで、制限速度10km/hの標識がたくさん立ててあるのだ。
しかし、撮影をソソられるようなものには出くわさなかった。
そのあとは昨日と同じように、地図をみて水路敷きと思われるような物件を見て回る。そうしているうちに、添付写真のようなものに出会った。これ、けっこうストロークは長い。ほどほどにいろんなものがあるし、近くに大きくて自由に停められる駐車場のあるスーパーもある。よし、これでいこう。
タイトルの案はないので、また撮影しながら探すことになるけれど、梅雨があけたら取りかかろう。