山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

あゝ、またもスタデラ死す


明日はneoneo坐での8ミリお稽古教室4講目。その準備をする。
メインテーマは「露光計の使い方/タイトル・クレジットの撮り方のコツ」。
どこかにも書いたことだが、私は反射式露光計(スポットメーター)しか使っていない。添付写真の右がそう。ミノルタM3というやつで、これは1983年の『巻貝の扇』のときに麻生知宏さんに「これ、使いな」と渡され、使っているうちに「これはちょっと無理してでも自分で購入しよう」と思ったのだった。
しかし、定価5万円。ヨドバシでも3万円台後半。しかし買った。そのまま、20年以上使っているけれど、一度も故障しないのでお買い得ではあった。
でも「お稽古教室」としては、入光式露光計についても教えておきたい。その代表格のセコニックのスタデラ(スタジオデラックス)を、ヤフオクをちょろっと覗いたら出ていたので何の気なしに入札したら落札してしまった。4300円。それが写真の左の品です。
ところがっ!。動かないっ!
ほとんどのP300が動いたので、ちょっとナメていました。
考えてみれば、私は新品でスタデラを過去3回も買っている。
ひとつは路上に置いたものがタクシーに轢かれてしまった(それ以来、室内での撮影でも、スタッフが露光計を床に置くと「ほら、タクシーが来るぞ」と言う)。2つめはスタッフが持ったまま行方不明(そのまま大学も退学。しかし20年後に再会。さすがに返せとは言えない、言わない)。3つめはいつの間にかなくなった。誰の責任だったかについてモメて険悪な雰囲気になった。
というわけなんで、私はソニー製品と同様に、セコニックのスタデラについても相性が悪いようです。