荷台上でプ族とアイヌが同居する
(一昨日の記述を受けて)添付写真はわかりにくいけれど、トラックの荷台です。ここに乱雑にモノが置かれているわけだけれど、ここにはフィクションとリアルが混在しているのね。それが面白くてシャッターを押したわけなんです。
ひとつは一昨日に記述したようにアイヌの儀式で使用したもの。これを河原の特定の場所へともっていく途中。もひとつは映画『プ』のなかで使用した架空の北方民族プ族の神具、これを片付けるために載せてあったわけ。思わず、フィクションとノンフィクションが同居するのがおもしろかったのだった。
詩人のロートレアモンの「手術台の上のミシンとこうもり傘の出会い」って感じ、とはまたちがうけれど、そんなフレーズを引用したくなってしまうほど個人的にはおもしろかった。