山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

新作『予感』の音楽を考える


一度ラ・カメラでの上映に来ていただいた人はわかっているだろうけれど、当日の来場者に配るものがある。たいていは山田と山崎の文章、それにラ・カメラ支配人の大宅さん。さらにオーナーの島本さんの4コマ漫画「YAMAZAKIくんとYAMADAさん」が入る。
山田さんも大宅さんもパソコンを所有してないから、紙に手書きで書いた文章を、Faxで送ってもらう。それを私がパソコンで打ちこんでプリンターで出す。それを山田さんに送る。すると山田さんが切り貼りし、少々手書きの文字を加えたりイラストを貼り込んだりして、それを簡易プリントするのが当日配布物なのだ。このやり方はずっと変っていない。自分たちがなじんだ自主上映のスタイルをただ繰り返してきただけなのに、最近ではフィルムで作品をつくり、フィルムのままで上映することも含めてとても珍しいことだと言われる。
文字を打ち込みながら、自分のプログラムの解説を書きながら、とっかえひっかえLPレコードを聴いていた。ちょっと前にピンク・フロイドの「原子心母」の名を出したが、添付画像のジャケットは同じピンク・フロイドで、アントニオーニ監督の『砂丘』という映画のサントラレコードなのだ。これがぴったりくるような感じがする。
このレコードはもともとは札幌のエルフィンランドのもので、駅裏8号倉庫というところでフリマをした時に放出したものを私が買ったのだった。