山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

新作『予感』の編集終了


まず手を洗う。編集作業する机の上のホコリをモップで拭う。そして始める。
すでに撮っている時にも考えていたし、ラッシュを見て、脳内でノンリニア編集していたので、さほど行き詰まることなく編集が終了した。
最初、あたまからつないでいって、ちょっとアヤフヤになってきたところで、こんどは最後からつないでいく。これがだいたいいつもの定番のパターン。
それでなんとかひとつのリールにまとめて試しに見てみる。
いくつか数コマ単位の調整をして、それで確認映写はせずに、ビデオカメラを持ってきて壁に映写したものを撮る。音楽を入れるために必要だからだ。
これまで何回も書いたように、8ミリのフィルムは基本的に1本しかない。傷がついたら、ずっとその傷を背負って生きて行くことになる。だからできるだけ映写機に通す回数を減らそうという意識が働くのだ。私はキャリアが長いから「脳内ノンリニア編集」がある程度できるけれど、フツーはできなくてあたりまえだから、最初のラッシュの時点でもうビデオに撮っておいて、編集の試行錯誤は、すべてビデオによっておこなうのが賢いかもしれない。
さて、チラシに発表した長さは15分だが、13分の作品がつながった。明日はつける音を作成してみたい。