山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

表現ブツいろいろ

原マスミ&山田勇男@目黒区中小企業センター

原マスミ。LP3枚とも持っています。ときどきしみじみ聞いていたりして。 その原さんが、同じように私が好んでいる映像作家の山田さんとトーク。それをビデオで記録するのが仕事。うれしい。 しかもトーク中に原さんが「そうですよねー」なんて私に声かけて…

阿部瞳子『未明のカンガルー』@国立キノキュッヘ

東北芸工大&武蔵野美術大学の上映会を見るためにキノキュッヘ@国立にいくと、なんと8ミリ映写機のセッティングをしている。ひとりだけだが、8ミリフィルム上映の作品があるのだ。 それは阿部瞳子さんの『未明のカンガルー』という作品。彼女はもう卒業し…

『吉原幸子詩集』『新選吉原幸子詩集』思潮社

23年ぐらいまえのこと。札幌に石造りの倉庫を市内のいろんな表現行為にかかわる団体で借りてフリースペースにした「駅裏8号倉庫」という場所があった。 そこで詩の朗読の催しが行われたのだが、最初、観客として参加しにいってみたら、運営委員が誰もいなか…

角川文庫『ランボオの手紙』

これまであまり「この本を読んだ」とかいうことは書かなかった。直接的に映像作品の制作には結びつかないと思ったからだ。 で、たいぶ以前に書いたように「蔵書200冊計画」はちゃくちゃくと進んでいる。マンガについては200冊を割るまでに減少させることに成…

ロックバンド「針生」最後のステージ

映像作品『DRAW』目的で行ったわけだけれど、おおかたの客はロックバンド「針生」の最後に立ち会うためにそこに集まったのではないだろうか。 ロックバンド「針生」は針生夏樹(Vo)と海老名淳(G)を中心にしたユニット。聞いたことはなかったけれど、針生夏樹…

針生夏樹『DRAW』@初台ドアーズ

おぎわらまなぶさんの『二番目のしあわせ』を横浜まで観にいったときもそうだったけれど、たった一枚の写真に無性に惹かれて、どうしようもなくその映画を観なくてはならないという気分になることがある。 それはおそらく子どものころの体験からきている。 …

カール・テホ・ドライヤー『奇跡』

本日は授業だったので、いろいろ参考上映の映像を選ぶ。 そのひとつがドライヤーの『奇跡」。いつもこういう古典的作品を参考上映しているわけではない。先週、田中登『(秘)色情めす市場』の冒頭(萩原朔美さんが塀にもたれているあたりまで)を見せて、あ…

佐々木友輔『affinity」石塚つばさ『sign』

上映会に行ってきました。 佐々木作品は、手渡された解説を読まずに見るとレズものにしか見えない。たんたんとした会話によって成り立っていて、若い女の神経症的な世界なんだけれど、まだ表現力が追いついていないもどかしさがあった。私はなぜか吉田喜重監…