山崎幹夫の各種センサー

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Dragon Age:origins (PS3)その1


発売日に購入。現在プレイ時間は25時間ほど。
荒野と銃の殺伐未来な「Fallout」を2作品続けたので、今度はオーソドックスに剣と魔法のファンタジー世界に没入するつもりでこの作品を選択したのだった。
しかし事前情報を摂取していると、これは洋ゲーなので、英語版ですでにプレイした人の感想なんかもゲットできるわけで、いわく「ときメモだと思った方がいい」と。
ときメモときめきメモリアルって、……それ、恋愛シミュレーションじゃないですか。邪悪なツラをしているモンスターを剣と魔法でなぎ倒すRPGではなかったのか?
で、プレイ25時間で、まー、ね、その要素は多分にある、けれどそれがメインではない。あくまでも一要素。
一要素ではあるけれど、ラブラブが進行すると、ちゃんとエッチ描写もあるらしい。(暗くなって声だけとかいうふうにごまかすのではないようだ)
しかし、悲しいかな洋ゲーなんで、かなり頑張っているとは言えるけれど、ヒロイン造形がいまいちなんだよね。萌え要素などそもそも期待していないけれど、やはりすべての「好み」が白人基準なのですよ。ちなみに、種族的にはエルフ、ドワーフがいますが、どれも白人の変形。東洋人はおろか、黒人さえ存在しない世界。カナダ製だとそうなるのか。

それはともかく、会話メインのゲームであるということは言える。
添付画像、アップになっているのが私がキャラメイクした主人公(♂エルフ、顔はタトゥー入り)ですが、上に相手からの会話が表示され、それに主人公のリアクションが下の方に選択肢として表示されてます。
このリアクションの種類が半端ではありません。善人プレイ、悪人プレイ、守銭奴プレイ、無責任プレイ、いろいろ揃っていて、それぞれの展開のヴァリエーションが用意されています。
大筋のところでは一本道になるようになっているのでしょうけれど、途中のブレの部分のつくりがじつに豊富。事前にゲットした情報では100万語の会話量が入っているようで、いったい100万語ってどんだけの分量なのか、ちょい検索してみたら「ハリーポッターの1巻から6巻までの総語数が90万語」ということらしい。おお、それ全部読むわけではないけれど、そのふくらみがこの作品の世界観を支えているわけだ。