山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

埼玉県本庄市の路地


かなーりひさしぶり(15年ぶりかも)に本庄市をうろついてきました。けっこう駅ちかくなんですが、時代落ちした路地があります。
それにしてもなんでこう、こんな場所に惹かれるのでしょうね。これまでの人生で、さんざん猫にひっかかれていますから「猫化ウィルス」にでも罹患しているのでしょうか。
カフェ(喫茶店)とかでは、いい路地のような快楽は感じないのですよ。だから「居心地いいようにつくられた空間」ではダメなんでしょう。誰の意図もそこには介入していなくて、トマソン物件のように、偶然のようにそうなってしまった場に惹かれるのね。
猫って、そんなふうな居心地のいい場所をちゃんと見つけます。そんなふうに、自分も路地を探しているのだと思うのです。
路地だけじゃなく、時代に取り残されたようなチェーン店でないスーパーマーケットとか古本屋なんかもそんな居心地のよさがあります。あと、もちろん廃墟もね。