山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

光が絵の具でフィルムがカンバス

バルブ撮影をやっていると「これってもっとも絵画をつくるのに近い行為かも」なんて思ったりする。
フィルムの膜面がカンバス。
8ミリカメラは絵筆。
そして光が絵の具って感じで。
ちがうのは絵は一枚で完結せずに、連なって時間の流れを生み、編集されてはじまりとおわりのある作品になるということだ。
美術の展示でも映像はたんまり使われているけれど、それらはどこのタイミングから見始めて、どこで見終わってもいいようにつくられている。しかし映画は最初から最後にいたる流れがあって、最初から最後まで見てはじめて作品体験が完結するようにできている。
(てなことをオールナイトのトークでしゃべろうとしていた、ということを思い出しました。脱線ばかりして失礼)