山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

フジ現像機復旧/しかしその前に自家現像用品は購入


フジ柴崎現像所の現像機は復旧しました。
しかしその前に自家現像に必要なものを揃えてしまったので、日記風に解説。
●まずは高田馬場で現像液を購入
8ミリフィルムの現像キットは高田馬場にある「近代インターナショナル」という会社で購入できる。通販でも可能だが、調べてみると高田馬場駅からすぐそばだ。直接訪問することにした。
JR高田馬場駅からの場合、メインと改札とは反対の、新大久保方向にひっそりとある「戸山口」を出て左へ。外に出たら左のスロープを上がって、目の前の本屋横の坂を20mほど上る。上がったところで右折して、2つめのビル「サンフラワービル」の3階。地下鉄東西線からの場合はビックボックス脇の坂を上っていって、ひとつ信号を越えて右側2つめのビル。
3階についても販売窓口があるわけでなく、ただ雑然としたオフィスがあるのでそこらの社員らしき人に頼むこと。「E6現像キット(テテナール)の1リットルのやつ」と頼めばいい。
直接買ったせいか、昨日の調べより安く6420円だった。通販もある。ホームページはここ。
http://www.kindai-inc.co.jp/index.php
●つづいて新宿に出てビックカメラ西口店へ。3階の奥の方の現像用品あたりをうろうろして物色。
現像用のタンクはいろいろとある。現像液が1リットルなので、それが入るくらいのサイズにしたい。プラスチックのものもあるけれど、末岡一郎のワークショップでは金属製のものを使っていたことを思い出し、値段は倍くらいするけれど、他人に貸すことも考えれば頑丈なものがいいだろうとLPL製のものを選択。6720円。
ダークバックも3社の製品が置いてある。ここはケチって、もっとも安価はエツミ製を購入。2205円。
ここらへんもヨドバシドットコムやビックカメラドットコムで通販で買える。送料は1万円から無料になるので、フィルムも同時に購入すればいいだろう。
2階に降りて現像受け付けの店員フジに「これから客が直接フィルムを引き取りにいくぞ」と電話させる。ところが店員が言うには「もう現像するためにひとまきにしてしまったので不可能」だと。そこでブチキレてしまい。「いまから柴崎に行くからそれまでにどうにかしとけっ、と伝えとけ」と憤然と店を出る。
●柴崎のフジフィルム現像所へ
柴崎駅を降りて現像所へ向う。途中、以前は甲州街道を越えたあたりから電柱に「フジカラー↑」ってのがあったはずだけれど、それがなくなっているのに気づく。目印の理髪店とパーマ屋のあいだで右折して、現像所の裏門へ……って、裏門がないじゃないの。駐車場にも車がほとんど停まっていなくて、なんともさびしい雰囲気になってしまった。
しかしまだ喧嘩腰で、受け付けのおばちゃんたちにブチブチ文句を言っていると、すぐに「お客様センター」の人がすっ飛んできて説明してくれた。
現像機は直ったとのこと。いままさに現像中。ご迷惑おかけしました、と、クレーム対応のお手本にしたいようなみごとな説明と対応をされて、私は恥じ入りました。どうしてこう、8ミリのことになると私はアツくなってしまうのだろう。帰路のバスのなかで、しょんぼりしてしまいました。アホ呼ばわりしてごめんね、受け付けのおばちゃんたち。