山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

『水銀の心』1年ぶりのロケハンへ


neoneo坐上映の告知の記事の最後の部分から「出演者探してます」の文言が消えたことから察した方もいるかもしれませんが、ヒロイン、見つかりました。
すでに1年以上前にシナリオは完成していて、ロケハンも済ませてあったのですが、再度、ロケハンに回りました。
一ヶ所だけ「がーん、工事中かよぉ…」という場所がありましたが、おおむね大丈夫。
それにしも、死の明示と暗示ばかりが連続しています。
だから、あまりくどくしないようにしたいと思っています。連作短編のしめの部分だからと言って、長めにすることはせず、さっくりと終わりたい。できれば、いちばん短かった『赤バット娘』の22分というランニングタイムと同じくらいでいきたいと思っています。
すべての投げ出された要素を説明することはしないでいいでしょう。

あらゆる手がかりは、すべて『夜のてのひらの森』にて見せたり語ったりしているし。
いつものように、物語映画ではありますが「私情」というスパイスはできうるだけ投入していますし。
さらに、これもいつもの通りですが、主人公(自分が演じているルカニという中年男)は、さほど正直ではありません。いくつかのポイントで嘘をついています。