山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

取り残された蝶@本庄児玉


ひとつ前の記事の「武田造花店」のとなりです。
ちょっと影になってわかりずらいのですが「仲介」の右に蝶が一匹(ん、蝶は一頭と数えるんだっけか)います。
さらにその右の方にも葉っぱらしきものが確認できますが、剥落がひどくて確認できませんね。もとはどんな絵だったのか、ざっと画像検索しても正解にたどりつけませんでした。ま、正解なんてどうでもいいでしょう。蝶が取り残されている、というところがなんとなくぐっとくるポイントでしょうから。
さらに目をこらして見ると、蝶の真下に家らしきものが確認できます。屋根と窓でしょうか。するとその下の緑色の部分は芝生か。
となれば、これまた「夢破れたあとの無残さ」みたいなものが感じとれます。ああ、そうだ。へたれたものばかり集めて喜んでいる私ですが、友川かずきさんのアルバムで『無残の美』というのを持っています。あんな感覚ですね。その歌の歌詞にあるように「私はそれを綺麗だと思った」ということなんでしょう。なんか他人事ですけれど、他人事めいて書かないと重たすぎることだから。