児玉町に行ってちょっと街探索してきました。いくつかおもしろい物件もあったのでじょじょに報告しましょう。
まずはこれ。
これ、この写真を撮っている背後25mほどにJR八高線児玉駅があります。つまり駅の真ん前。
駅前はすごいです。まるでゴーストタウン。ちょっとした商店街らしきものがあったはずなんですが。店のほとんどはシャッターが閉まり、取り壊したらしき空き地もちらほら。
かろうじて営業している店も、もうなにか「寸前」という趣きです。
そんな駅前のこのへたれた看板をよく見ると、下の方は駅前の商店地図になっています。しかしそれも錆びと退色でよく確認できない。
現実の過疎化と、看板の錆び、退色がシンクロしています。ひとつひとつ確認していけば、もう存在しない店舗もかろうじてこの看板のなかに消え入りそうな文字で残っているのでしょう。
ちなみにど真ん中上の「サイギン」は埼玉銀行のこと。埼玉銀行と協和銀行が合併してあさひ銀行になったのが1992年。さらに大和銀行も加えて現在のりそな銀行になったのが2003年。
